平成30年度留学生交流実務担当教職員養成プログラム

2019年4月

留学生交流実務担当教職員養成プログラムは、我が国の大学、短期大学、高等専門学校、専修学校(専門課程)、準備教育施設及び留学生関係団体において留学生交流業務に携わる教職員に対して、我が国への留学生受入れ及び海外への留学生の派遣に関する分野の専門的知識や適切な実務研修の機会を提供することにより、我が国における留学生交流(受入れ及び派遣)体制の整備・充実に資することを目的として実施します。

■留学生交流実務担当教職員養成プログラム【報告】

1.内容
「日本人学生の海外危機管理の対応について」
日本人学生の海外留学について、年々増加の傾向にあり、本機構の留学生調査において、大学等高等教育機関から海外に留学する日本人学生の数は平成29年度の調査結果で105,301人となっています。留学先の海外においては、各種犯罪、事故、病気、テロ等の多くのトラブルに遭遇するリスクがあり、海外へ派遣する大学において、派遣学生への安全予防対策は必須であると考えられます。今回のプログラムでは、日本人学生の海外危機管理について、講演及びワークショップ形式を行いながら、大学の教職員等に必要な内容について紹介しました。

2.講師及びプログラム内容
13時00分から
(1)主催者挨拶
独立行政法人日本学生支援機構理事 米川 英樹
13時10分から
(2)文部科学省による状況報告(30分)
「「大学における海外留学に関する危機管理ガイドライン」におけるフォローアップ調査について」
文部科学省高等教育局学生・留学生課課長補佐 小形 徳応 氏
13時50分から
(3)ワークショップ1(90分)
「組織運営としての危機管理」
長崎大学経済学部教授 須齋 正幸 氏
15時30分から
(4)ワークショップ2(90分)
「学生に向けた安全対策」
横浜国立大学国際戦略推進機構教授 鈴木 雅久 氏

3.日時及び会場
(1)日時:平成31年3月20日(水曜日)13時00分から17時00分
(2)会場:
(東京会場)東京国際交流館プラザ平成3階 国際交流会議場
(兵庫会場)兵庫国際交流会館
※兵庫会場は東京会場の内容をライブ配信でモニターを視聴しながらワークショップも実施
(3)受講者数:
(東京会場)84名
(兵庫会場)21名

4.受講対象
大学(大学院を含む)、短期大学、高等専門学校、専修学校、留学生関係団体等において留学生交流実務に携わる教職員等

5. その他
地理的要因等で会場に参加できない視聴希望者に対してインターネットによるYouTube配信を行いました。

ワークショップ1

(須齋正幸氏によるワークショップ1)

ワークショップ2

(鈴木雅久氏によるワークショップ2)

お問い合わせ
留学生事業部留学情報課 企画調査係 「教職員養成プログラム担当」
  • 住所 〒135-8630 東京都江東区青海2-2-1
  • 電話 03-5520-6111
  • FAX 03-5520-6121
  • E-mail chosa-ryugaku【@】jasso.go.jp
  • メールを送る際は@の前後の【】を取ってご利用ください。