平成24年度留学生交流実務担当教職員養成プログラム

2012年12月17日更新

「留学生交流実務担当教職員養成プログラム」は、我が国の大学等において留学生交流業務に携わる教職員に対して、留学生受入れに関する分野の専門的知識の修得や適切な実務研修の機会提供のために実施しています。今年度の実施概要は、次のとおりです。

テーマ

1.テーマA
『 大学等のリスク管理-外国人留学生等の受入れに係る安全保障輸出管理- 』
2.テーマB
『 留学生宿舎における生活指導事例 』

期日及び会場

1.テーマA
大阪:11月28日(水曜日)10時30分~17時
   チサンホテル新大阪4階No.3A   
東京:12月6日(木曜日)10時30分~17時
   東京国際交流館プラザ平成4階会議室1

2.テーマB
大阪:10月16日(火曜日)13時30分~17時
   チサンホテル新大阪2階No.1
東京:10月24日(水曜日)13時30分~17時
   東京国際交流館プラザ平成3階国際交流会議場

実施概要

1.テーマA(グループワーク形式)
講師 
国際・大学知財本部コンソーシアム(UCIP)  輸出管理ワーキンググループメンバー
新潟大学産学地域連携推進機構教授 松原 幸夫 氏
静岡大学安全保障輸出等管理室学術研究員 河合 孝尚 氏
信州大学研究推進部研究支援課長 山名 貴之 氏
横浜国立大学安全保障輸出管理マネージャー  中田 修二 氏     
受講者数
大阪: 28名
東京: 33名
内容
(1)講義
「大学等における安全保障輸出管理~外国人留学生受入れの際の留意点~」
講師: 松原 幸夫 氏
講師より、我が国の外国人留学生数の統計データを踏まえた上で、安全保障輸出管理の概要と留意点等について講義がありました。
(2)グループワーク
「大学等のための輸出管理業務チェックリストの作成」
グループ毎に、輸出管理体制の構築や安全保障輸出管理に基づく入試要項の見直し等キーワードを設定し、キーワードに関わる問題点や対応策を検討しました。
(3)まとめ
各グループの発表と講師からのコメント、総括が行われ、この分野での留学生部門における研修としては実質的に初めての本研修を通し、これまで先送りにされてきた外国人留学生受入れに係る安全保障輸出管理への認識を深め、所属校での一層の啓発活動と体制構築に取組むことを確認しました。

大阪会場の様子

(講演:長谷川氏) 

東京会場の様子

(フロアディスカッション) 

2.テーマB(講演会形式)
受講者数
大阪: 93名
東京: 109名
内容
(1)講演1
「桜美林大学国際寮運営に関する事例報告」
講師: 桜美林大学学生センター学生生活支援課長 高原幸治氏
講師より、新設されて間もない国際寮の運営に関して、大学の中長期的な観点に基づく課題や要件、様々な取組みの事例が報告されました。
(2)講演2
「エール学園寮における生活指導事例」
講師: エール学園国際進学事業本部長 木村多恵子氏
講師より、学園寮における生活指導事例について、多文化共生社会への貢献という学園理念に基づく決め細やかな対応等が報告されました。
(3)講演3
「横浜市国際学生会館における生活指導事例」
講師: 横浜市国際学生会館副館長 金丸明照氏
    横浜市国際学生会館庶務  増田智子氏
講師より、横浜市内の大学等の外国人留学生が入居し、公益法人が運営する国際学生会館ならではの生活指導の取組み等が報告されました。
(4)フロアディスカッション

大阪会場の様子

(長崎大学の報告)

東京会場の様子

(長崎大学の報告)

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