日程 平成27年12月2日(水曜日) 10時00分~17時00分
場所 タイム24ビル 6階「北-大会議室」等
参加対象者 大学・短期大学・高等専門学校でインターンシップ等に携わる教職員等
参加人数 267人
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1. 開催内容
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文部科学省「インターンシップ等を通じた教育強化」の全国的な推進組織である日本学生支援機構(JASSO)は、12月2日(水曜日)にタイム24ビル(江東区)において平成27年度インターンシップ等研修会〔関東地区〕を開催した。
当日は文部科学省専門教育課山路課長補佐による施策説明、JASSOの取組概要説明、文部科学省「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業委員会」委員の加藤氏によるレクチャーが行われた後、中・長期インターンシップをテーマとして京都産業大学、ものつくり大学、PBL(課題解決型学習)をテーマとして同志社大学、九州産業大学、危機管理をテーマとして名古屋産業大学による事例発表があった。その後、管理者、教員、職員のそれぞれに分かれてのグループディスカッションを実施し、最後に全体会が行われた。
参加者数は267名で、「他大学の現況、特に課題が多く抽出されていること、また、その課題の8割が共通的なものであり、理解を深められたとともに解決への施策を考えることができた。」「各大学それぞれの視点、特徴、人材を活かし、インターンシップ事業を進めていると思った。人材育成の苗を育成する部分に相当する大切な事業だと思った。」「具体的な事例を現場目線で聞ける内容で非常に勉強になった。 できるところから、少しづつでも行動していこうという意欲をもった。」などの感想があり、研修会全体に対する満足度は96.5%であった。
2. プログラム
- ■オリエンテーション・日本学生支援機構 説明(10時00分~10時10分)
- ■文部科学省 説明(10時10分~10時30分)
- 文部科学省 高等教育局 専門教育課 課長補佐 山路 尚武
- 「インターンシップの拡大に向けた施策について」
- 配布資料 文部科学省
- ■レクチャー(10時30分~11時30分)
- 「研修会の成果とインターンシップ等の将来に向けて」
- 講師:加藤 敏明
- 配布資料 レクチャー
- ■事例発表
- 1-1. 中・長期インターンシップについて(11時40分~12時10分)
- 「全学的コーオプ教育の展開と専門人材 -組織体制構築からのアプローチ-」
- 講師:中川 正明(京都産業大学 理事 学長特命補佐(コーオプ教育研究開発センター、進路・就職支援センター))
- 配布資料 京都産業大学
- 1-2. 中・長期インターンシップについて(12時10分~12時40分)
- 「長期インターンシップへの全員参加をめざして -手を替え品を替え-」
- 講師:関根 次雄(ものつくり大学 技能工芸学部 教授、教務長兼就職支援本部長)
- 配布資料 ものつくり大学
- 2-1. PBL等を契機とした学生の主体的な学びについて(13時40分~14時10分)
- 「PBLにおける学習支援について ~同志社大学プロジェクト科目(全学設置教養教育・テーマ公募制)に即して~」
- 講師:山田 和人(同志社大学 文学部 教授、PBL推進支援センター長)
- 配布資料 同志社大学
- 2-2. PBL等を契機とした学生の主体的な学びについて(14時10分~14時40分)
- 「学生の主体性を引き出す学び場づくりをどう進めたか -事業開発コースでの経験から-」
- 講師:聞間 理(九州産業大学 経営学部 教授)
- 配布資料 九州産業大学
- 3. インターンシップにおける危機管理について(14時40分~15時10分)
- 「インターンシップにおける危機管理と諸課題」
- 講師:石橋 健一(名古屋産業大学 環境情報ビジネス学部 教授)
- 配布資料 名古屋産業大学
- ■グループディスカッション(15時20分~16時20分)
- ■全体会(16時30分~17時00分)