令和3年度インターンシップ専門人材セミナー ~基礎編~ 開催報告

全国の大学等でインターンシップ等のキャリア教育に携わる教職員及びインターンシップに関心のある教職員に対し、専門家による講演やパネルディスカッション、グループワークを通じて、受講者の知見を広め、インターンシップ専門人材として必要になる実践的なスキルの向上を図ることを目的に、「基礎編」として実施しました。

・日時:令和3年9月17日(金曜日)13時00分から16時30分まで(Zoomミーティングによるオンライン開催)
・受講対象者:大学等でインターンシップ等のキャリア教育を担当する教職員、大学等でインターンシップに関心のある教職員
・受講者数:141名

1.開催内容

本セミナーでは、事前レクチャー、パネルディスカッション、グループワークを実施しました。
参加者は事前課題として、京都産業大学 経営学部 准教授 松高政氏による事前レクチャー動画「インターンシップを取り巻く現状と課題、そして可能性」と、パネルディスカッション動画「インターンシップ専門人材の具体的な役割と業務」を視聴してから本セミナーに臨みました。

当日は、井上学生生活部長による開会挨拶に続き、文部科学省高等教育局専門教育課から、「インターンシップに関する最近の動向」について行政説明が行われました。
続いて、ファシリテーターの松高氏より、当日の趣旨説明とコメンテーター6名の紹介が行われた後、受講者4名~6名のグループで3回のグループワークが行われました。
1回目は「今年度のインターンシップの実施状況」「どのような検討プロセスや成果があったか」を共有し、2回目は「自大学等におけるインターンシップの「教育的効果」とは何か」「インターンシップを実施する目的は何か」を考え、3回目は「今後の自大学でのインターンシップの方向性」を語り合いました。28グループで話し合われた内容については、グループを巡回したコメンテーターがまとめて全体に発表し、情報共有しました。

終了後のアンケートでは、「インターンシップについて体系的に学べた」「専門人材の必要性が理解できた」「普段は繋がらない他大学と意見交換ができて良かった」「自大学と社会全体、他大学と比較をしながら、多様な観点でインターンシップについて検討する機会が得られた」といった意見が寄せられました。

2.プログラム