日程 平成27年7月10日(金曜日) 10時00分~17時00分
場所 都久志会館(福岡市)
参加対象 大学等でインターンシップ等に携わる教職員等
参加人数 88人
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1.開催内容
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文部科学省「インターンシップ等を通じた教育強化」の全国的な推進組織である日本学生支援機構(JASSO)は、7月10日(金曜日)に都久志会館(福岡市)において平成27年度インターンシップ等実務者研修会の第2回目を開催した。
当日は、文部科学省専門教育課関企画官による施策説明、JASSOの取組概要説明、文部科学省「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業委員会」委員の加藤氏によるレクチャーが行われた後、中・長期インターンシップをテーマとして京都産業大学、福岡工業大学、PBL(課題解決型学習)をテーマとして西九州大学、九州産業大学、危機管理をテーマとして名古屋産業大学による事例発表があった。その後、管理者、教員、職員のタイプ別に分かれてのグループディスカッションを実施し、最後に全体会が行われた。
参加者数は88名で、「事務プロセス(マッチング、事前事後研修など)におけるささいな疑問も共有することができ、非常に有意義な1日だった。他大学の職員さんの熱意に触れ、大学職員としての思いを新たにできた。」「組織化した取り組みが重要であり、インターンシップ等キャリア教育に積極的でない学長や理事に、職員と教員にまたがる産学連携教育を担当する組織の新設の重要性を理解してもらいたいと思った。」などの感想があり、研修会全体に対する満足度は100%であった。
2.プログラム
- ■オリエンテーション(10時00分~10時05分)
- ■文部科学省 説明(10時05分~10時20分)
- 文部科学省 高等教育局 専門教育課企画官 関 百合子
- 配布資料 文部科学省
- ■日本学生支援機構 説明(10時20分~10時25分)
- ■レクチャー(10時25分~10時55分)
- 「研修会における成果とインターンシップ等の将来に向けて」
- 講師:加藤 敏明
- 配付資料 レクチャー
- ■事例発表
- 1-1.中・長期インターンシップについて(10時55分~11時25分)
- 「中長期インターンシップへの課題について-インターンシップ教育の質的向上の視点から-<事例報告等>」
講師:中川 正明(京都産業大学 理事 学長特命補佐(コーオプ教育研究開発センター、進路・就職支援センター)) - 配付資料 京都産業大学
- 1-2.中・長期インターンシップについて(11時25分~11時55分)
- 「キャリア教育としてのインターンシップの実践 -実践型インターンシップの取組-」
講師:宮本 知加子 (福岡工業大学 FD推進機構 特任教員) - 配付資料 福岡工業大学
- 2-1.PBL等を契機とした学生の主体的な学びについて(12時55分~13時25分)
- 「地域を活かす大学 -西九州大学の事例から-」
講師:井本 浩之(西九州大学 副学長) - 配付資料 西九州大学
- 2-2.PBL等を契機とした学生の主体的な学びについて(13時25分~13時55分)
- 「学生の主体性を引き出す学び場づくりをどう進めたか -事業開発コースでの経験に基づいて-」
講師:聞間 理(九州産業大学 経営学部 教授) - 配付資料 九州産業大学
- 3.インターンシップにおける危機管理について(13時55分~14時25分)
- 「インターンシップにおける危機管理と諸課題」
講師:石橋 健一(名古屋産業大学 環境情報ビジネス学部 教授) - 配付資料 名古屋産業大学
- ■グループディスカッション(14時35分~16時20分)
- ■全体会(16時30分~17時00分)