日程 平成27年8月4日(火曜日) 10時00分~17時00分
場所 東北学院大学(仙台市)
参加対象 大学等でインターンシップ等に携わる教職員等、インターンシップ等に関する関係者
参加人数 62人
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1.開催内容
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文部科学省「インターンシップ等を通じた教育強化」の全国的な推進組織である日本学生支援機構(JASSO)は、8月4日(火曜日)に東北学院大学(仙台市)において平成27年度インターンシップ等実務者研修会の第3回目を開催した。
当日は、文部科学省専門教育課山路課長補佐による施策説明、JASSOの取組概要説明、文部科学省「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業委員会」委員の加藤氏によるレクチャーが行われた後、中・長期インターンシップをテーマとして京都産業大学、新潟大学、PBL(課題解決型学習)をテーマとして岩手県立大学、日本大学(工学部)、危機管理をテーマとして名古屋産業大学による事例発表があった。その後、管理者・教員と職員に分かれてのグループディスカッションを実施し、最後に全体会が行われた。
参加者数は62名で、「国の政策も含めインターンシップの最新成功事例に触れられた。」「実務レベルでの学びが多く得られ、各大学の取り組み、問題の共有化ができ、自身の決意も新たにできた。」「インターンシップについて、行うべきことが数多くあり、得られるものが工夫次第で変わるということを知ることができた。」「大学の方針に関わる大きな問題なので、大学の経営層に直接アピールする機会を持って欲しい。」などの感想があり、研修会全体に対する満足度は98.1%であった。
2.プログラム
- ■オリエンテーション(10時00分~10時05分)
- ■文部科学省 説明(10時05分~10時20分)
- 文部科学省 高等教育局 専門教育課 課長補佐 山路 尚武
- 配布資料 文部科学省
- ■日本学生支援機構 説明(10時20分~10時25分)
- ■レクチャー(10時25分~10時55分)
- 「研修会における成果とインターンシップ等の将来に向けて」
- 講師:加藤 敏明
- 配付資料 レクチャー
- ■事例発表
- 1-1.中・長期インターンシップについて(10時55分~11時25分)
- 「中長期インターンシップへの課題について-インターンシップ教育の質的向上の視点から-<事例報告等>」
講師:中川 正明(京都産業大学 理事 学長特命補佐(コーオプ教育研究開発センター、進路・就職支援センター)) - 配付資料 京都産業大学
- 1-2.中・長期インターンシップについて(11時25分~11時55分)
- 「教育的効果の高い長期・有償型インターンシップ -新潟大学での実践報告-」
講師:西條 秀俊(新潟大学 教育・学生支援機構キャリアセンター 准教授) - 配付資料 新潟大学
- 2-1.PBL等を契機とした学生の主体的な学びについて(12時55分~13時25分)
- 「三学年混成演習による人材育成~産官学連携に至るまで~」
講師:松田 浩一(岩手県立大学 ソフトウェア情報学部 講師) - 配付資料 岩手県立大学
- 2-2.PBL等を契機とした学生の主体的な学びについて(13時25分~13時55分)
- 「学生と住民との協働による道づくり&橋守プロジェクト」
講師:岩城 一郎 (日本大学 工学部 教授) - 配付資料 日本大学
- 3.インターンシップにおける危機管理について(13時55分~14時25分)
- 「インターンシップにおける危機管理と諸課題」
講師:石橋 健一(名古屋産業大学 環境情報ビジネス学部 教授) - 配付資料 名古屋産業大学
- ■グループディスカッション(14時35分~16時20分)
- ■全体会(16時30分~17時00分)