平成20年4月
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)
調査目的等
1.調査の目的
この調査は、学生の標準的な学生生活状況を把握し、学生生活支援事業の改善を図るための基礎資料を得ることを目的とする。
2.調査の対象
大学学部、短期大学本科及び大学院の学生(休学者及び外国人学生を除く)
3.調査の時期
平成18年11月(隔年調査)
4.調査数
大学、短期大学及び大学院の別、さらに大学及び短期大学については、昼間部、夜間部別、大学院については修士課程、博士課程、専門職学位課程別に、下記の抽出率によって在籍学生(平成18年5月1日現在の学校基本調査による)から抽出した数で、全国の学生2,961,116人の中から65,043人を調査対象とした。(有効回答数33,180人、回収率51.0%)
区分/設置者別
|
国立
|
公立
|
私立
|
|
---|---|---|---|---|
大学 | 昼間部 | 1/104 | 1/17 | 1/294 |
夜間部 | 1/6 | 7/17 | 1/34 | |
短期大学 | 昼間部 | - | 8/25 | 1/55 |
夜間部 | - | 11/12 | 3/7 | |
大学院 | 修士課程 | 1/23 | 1/3 | 1/15 |
博士課程 | 13/89 | 6/7 | 3/11 | |
専門職学位課程 | 2/5 | 13/14 | 1/4 |
5.調査方法
大学は、あらかじめこの調査の対象となる全在籍学生の中から、日本学生支援機構が依頼した調査数だけの学生を無作為に抽出し、所定の調査票により調査を行った。
- (注)
- 1.学生生活費は年間の学費(授業料、その他の学校納付金、修学費、課外活動費、通学費の合計)と生活費(食費、住居・光熱費、保健衛生費、娯楽・し好費、その他の日常費の合計)からなっている。
- 2.四捨五入した数を使用している表では、内訳の数の合計が、合計欄の数と一致しない場合がある。
- 3.大学院専門職学位課程については、今回調査より対象とした。
- 4表中の記号は次のように使う。
- 「-」 : 計数が無い場合
- 「・・・」: 計数の出現が有り得ない場合または調査対象とならなかった場合
-
※この調査は平成14年度まで、文部科学省が実施していたが、平成16年4月に独立行政法人日本学生支援機構の設立に伴い、本機構に移管されたものである。
平成14年度までの数値は文部科学省調べ。
調査結果
- ※本調査で示している奨学金受給者の割合には、日本学生支援機構の奨学金とそれ以外の奨学金の両方を含みます。
調査結果の利用について
調査結果の利用についてはこちらをご覧ください。
結果の概要(大学昼間部及び大学院)
標準的な学生生活状況を把握し、学生生活支援事業の改善を図るための基礎資料を得ることを目的として、平成18年11月に実施した「平成18年度学生生活調査」の結果の概要(大学昼間部及び大学院)である。
※大学夜間部及び短期大学については、上記調査結果の各表を参照のこと。
1.学生生活費(学費と生活費の合計)
年間の学生生活費(学費と生活費の合計)は、次のようになっている。
【大学学部(昼間部)】
学生生活費は平成16年度調査より2.4%減少の190万円となっている。
内容をみると、学費は増加しているが、生活費は減少している。
【大学院修士課程】
学生生活費は平成16年度調査より1.3%減少の175万円となっている。
内容をみると、学費は増加しているが、生活費は減少している。
【大学院博士課程】
学生生活費は平成16年度調査より1.1%減少の208万円となっている。
内容をみると、学費は増加しているが、生活費は減少している。
【大学院専門職学位課程】
学生生活費は231万円となっている。
内容をみると、学費は132万円、生活費は98万円となっている。
|
学生生活費の増減額及び伸び率の推移
区分
|
H8→H10
|
H10→H12
|
H12→H14
|
H14→H16
|
H16→H18
|
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
円
|
%
|
円
|
%
|
円
|
%
|
円
|
%
|
円
|
%
|
||
大学学部 (昼間部) |
学費
|
13,800 | (1.3) | 43,000 | (4.0) | 39,800 | (3.5) | 7,300 | (0.6) | 2,800 | (0.2) |
生活費
|
▲25,200 | (▲2.9) | 86,300 | (10.2) | ▲80,300 | (▲8.6) | ▲84,200 | (▲9.8) | ▲48,500 | (▲6.3) | |
学生生活費
|
▲11,400 | (▲0.6) | 129,300 | (6.7) | ▲40,500 | (▲2.0) | ▲76,900 | (▲3.8) | ▲45,700 | (▲2.4) | |
大学院 修士課程 |
学費
|
18,000 | (2.5) | 10,200 | (1.4) | 29,700 | (3.9) | 13,800 | (1.8) | 16,100 | (2.0) |
生活費
|
8,900 | (0.9) | 111,500 | (10.8) | ▲102,300 | (▲8.9) | ▲66,600 | (▲6.4) | ▲38,900 | (▲4.0) | |
学生生活費
|
26,900 | (1.5) | 121,700 | (6.9) | ▲72,600 | (▲3.8) | ▲52,800 | (▲2.9) | ▲22,800 | (▲1.3) | |
大学院 博士課程 |
学費
|
1,300 | (0.2) | 11,300 | (1.6) | 27,300 | (3.7) | 12,200 | (1.6) | 23,800 | (3.0) |
生活費
|
▲26,900 | (▲1.9) | 97,900 | (7.0) | ▲118,400 | (▲7.9) | ▲63,700 | (▲4.6) | ▲47,800 | (▲3.6) | |
学生生活費
|
▲25,600 | (▲1.2) | 109,200 | (5.1) | ▲91,100 | (▲4.1) | ▲51,500 | (▲2.4) | ▲24,000 | (▲1.1) |
※( )は、前回調査からの伸び率である。
2.設置者別の学生生活費(学費と生活費の合計)
【大学学部(昼間部)】
国立が150万円、私立が202万円で、私立が国立より52万円高くなっている。内訳をみると、学費は私立が国立より67万円高く、生活費は食費、住居・光熱費の差等により、国立が私立より15万円高くなっている。
【大学院修士課程】
国立が164万円、私立が195万円で、私立が国立より31万円高くなっている。内訳をみると、学費は私立が国立より45万円高く、生活費は食費、住居・光熱費の差等により、国立が私立より14万円高くなっている。
【大学院博士課程】
国立が202万円、私立が230万円で、私立が国立より28万円高くなっている。内訳をみると、学費は私立が国立より33万円高く、生活費は食費、住居・光熱費の差等により、国立が私立より4万円高くなっている。
【大学院専門職学位課程】
国立が200万円、私立が247万円で、私立が国立より47万円高くなっている。内訳をみると、学費は私立が国立より62万円高く、生活費は食費、住居・光熱費の差等により、国立が私立より16万円高くなっている。
(単位:円)
区分
|
学費
|
生活費
|
合計
|
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業料、その他の学校納付金
|
修学費、課外活動費、通学費
|
小計
|
食費、住居・光熱費
|
保健衛生費、娯楽・し好費、その他の日常費
|
小計
|
||||
大学学部 | 昼間部 | 国立 |
512,700
|
141,400
|
654,100
|
566,400
|
280,400 | 846,800 | 1,500,900 |
公立 |
523,500
|
142,000
|
665,500
|
456,100
|
274,600 | 730,700 | 1,396,200 | ||
私立 |
1,153,900
|
169,300
|
1,323,200
|
390,800
|
303,200 | 694,000 | 2,017,200 | ||
平均 |
1,008,400
|
162,900
|
1,171,300
|
426,000
|
297,800 | 723,800 | 1,895,100 | ||
大学院 | 修士課程 | 国立 |
502,500
|
143,800
|
646,300
|
680,700 | 315,600 | 996,300 | 1,642,600 |
公立 |
521,300
|
177,600
|
698,900
|
533,600 | 310,000 | 843,600 | 1,542,500 | ||
私立 |
899,800
|
191,900
|
1,091,700
|
521,600 | 338,100 | 859,700 | 1,951,400 | ||
平均 |
648,400
|
163,300
|
811,700
|
614,600 | 323,500 | 938,100 | 1,749,800 | ||
博士課程 | 国立 |
467,100
|
254,800
|
721,900
|
851,800 | 443,200 | 1,295,000 | 2,016,900 | |
公立 |
497,700
|
297,000
|
794,700
|
687,400 | 471,400 | 1,158,800 | 1,953,500 | ||
私立 |
723,700
|
326,500
|
1,050,200
|
747,600 | 502,500 | 1,250,100 | 2,300,300 | ||
平均 |
530,100
|
274,100
|
804,200
|
818,400 | 458,800 | 1,277,200 | 2,081,400 | ||
専門職学位課程 | 国立 |
693,200
|
215,700
|
908,900
|
729,200 | 363,000 | 1,092,200 | 2,001,100 | |
公立 |
615,200
|
226,000
|
841,200
|
485,000 | 366,800 | 851,800 | 1,693,000 | ||
私立 |
1,283,300
|
246,900
|
1,530,200
|
574,800 | 361,900 | 936,700 | 2,466,900 | ||
平均 |
1,085,700
|
236,700
|
1,322,400
|
621,300 | 362,300 | 983,600 | 2,306,000 |
※生活費は、いずれも国立が私立より高くなっているが、自宅以外の学生の割合が高いため(食費、住居・光熱費の差)である。
(参考)居住形態別学生数(大学学部(昼間部))
居住形態 | 自宅 | 学寮、下宿、アパート、その他 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国立 | 31.6% | 68.4% | ||||||
公立 | 40.8% | 59.2% | ||||||
私立 | 56.8% | 43.2% | ||||||
平均 | 51.5% | 48.5% |
3.居住形態別の学生生活費(学費と生活費の合計)
【大学学部(昼間部)】
下宿等通学者の学生生活費は自宅通学者の学生生活費を大きく上回っており、その差は62万円である。
設置者別にみると、国立の自宅を基準とした場合に、国立の下宿等は1.7倍、私立の自宅は1.6倍、私立の下宿等は2.4倍となっている。
【大学院修士課程】
下宿等通学者の学生生活費は自宅通学者の学生生活費を大きく上回っており、その差は64万円である。
設置者別にみると、国立の自宅を基準とした場合に、国立の下宿等は1.6倍、私立の自宅は1.4倍、私立の下宿等は2.0倍となっている。
【大学院博士課程】
下宿等通学者の学生生活費は自宅通学者の学生生活費を大きく上回っており、その差は62万円である。
設置者別にみると、国立の自宅を基準とした場合に、国立の下宿等は1.4倍、私立の自宅は1.2倍、私立の下宿等は1.7倍となっている。
【大学院専門職学位課程】
下宿等通学者の学生生活費は自宅通学者の学生生活費を大きく上回っており、その差は73万円である。
設置者別にみると、国立の自宅を基準とした場合に、国立の下宿等は1.5倍、私立の自宅は1.4倍、私立の下宿等は1.9倍となっている。
|
(単位:円)
区分
|
自宅
|
下宿・アパート、その他
|
||||
---|---|---|---|---|---|---|
大学学部
|
昼間部
|
国立 | 1,045,100 | (1.00) | 1,769,000 | (1.69) |
公立 | 1,063,200 | (1.02) | 1,635,600 | (1.57) | ||
私立 | 1,717,900 | (1.64) | 2,467,200 | (2.36) | ||
平均 | 1,619,100 | 2,234,500 | ||||
大学院
|
修士課程
|
国立 | 1,177,600 | (1.00) | 1,872,100 | (1.59) |
公立 | 1,182,400 | (1.00) | 1,886,500 | (1.60) | ||
私立 | 1,587,100 | (1.35) | 2,389,400 | (2.03) | ||
平均 | 1,380,000 | 2,020,700 | ||||
博士課程
|
国立 | 1,586,500 | (1.00) | 2,219,000 | (1.40) | |
公立 | 1,637,400 | (1.03) | 2,232,500 | (1.41) | ||
私立 | 1,875,900 | (1.18) | 2,675,900 | (1.69) | ||
平均 | 1,685,700 | 2,310,600 |
|
|||
専門職学位課程 | 国立 | 1,558,800 | (1.00) | 2,288,200 | (1.47) | |
公立 | 1,350,500 | (0.87) | 2,277,100 | (1.46) | ||
私立 | 2,104,300 | (1.35) | 2,997,000 | (1.92) | ||
平均 | 1,965,100 | 2,694,900 |
(注)( )は、国立の自宅を基準(1.00)とした場合の指数である。
4.学生の収入状況
【大学学部(昼間部)】
収入総額は平成16年度調査より1万円減少の219万円となっている。
【大学院修士課程】
収入総額は平成16年度調査より1万円増加の208万円となっている。
【大学院博士課程】
収入総額は平成16年度調査より6万円増加の283万円となっている。
【大学院専門職学位課程】
収入総額は285万円となっている。
【大学学部(昼間部)】
|
【大学院修士課程】
|
【大学院博士課程】
|
(単位:%(上段)/円(下段))
区分
|
家庭からの給付
|
奨学金
|
アルバイト
|
定職・
その他 |
合計
|
|
---|---|---|---|---|---|---|
大学学部 (昼間部) |
16 |
(65.9)
|
(14.0)
|
(15.7)
|
(4.4)
|
(100.0)
|
1,449,200
|
308,500
|
344,700
|
97,900
|
2,200,300
|
||
18 |
(68.3)
|
(13.7)
|
(15.4)
|
(2.6)
|
(100.0)
|
|
1,496,300
|
300,300
|
336,300
|
57,600
|
2,190,500
|
||
大学院 修士課程 |
16 |
(50.6)
|
(25.9)
|
(12.7)
|
(10.7)
|
(100.0)
|
1,046,300
|
535,700
|
263,100
|
221,500
|
2,066,600
|
||
18 |
(51.1)
|
(25.2)
|
(13.5)
|
(10.1)
|
(100.0)
|
|
1,060,900
|
523,200
|
281,000
|
210,500
|
2,075,600
|
||
大学院 博士課程 |
16 |
(19.0)
|
(35.2)
|
(21.5)
|
(24.2)
|
(100.0)
|
526,800
|
974,500
|
596,200
|
670,500
|
2,768,000
|
||
18 |
(18.4)
|
(33.5)
|
(24.6)
|
(23.4)
|
(100.0)
|
|
521,200
|
949,900
|
697,600
|
664,100
|
2,832,800
|
||
大学院 専門職学位課程 |
18 |
(40.0)
|
(29.3)
|
(3.6)
|
(27.2)
|
(100.0)
|
1,139,500
|
833,700
|
103,000
|
774,000
|
2,850,200
|
収入の伸び率の推移
区分
|
H8→H10
|
H10→H12
|
H12→H14
|
H14→H16
|
H16→H18
|
---|---|---|---|---|---|
大学学部(昼間部) |
▲0.7%
|
4.8%
|
4.1%
|
▲1.7%
|
▲0.4%
|
大学院修士課程 |
2.0%
|
5.6%
|
2.2%
|
▲2.2%
|
0.4%
|
大学院博士課程 |
▲1.9%
|
6.8%
|
1.7%
|
▲0.3%
|
2.3%
|
5.家庭の年間平均収入額
【大学学部(昼間部)】
平成16年度調査より0.5%増加の846万円となっている。設置者別にみると私立が一番高く、865万円となっている。
【大学院修士課程】
平成16年度調査より4.0%減少の798万円となっている。設置者別にみると私立が一番高く、863万円となっている。
【大学院博士課程】
平成16年度調査より3.2%減少の778万円となっている。設置者別にみると私立が一番高く、960万円となっている。
【大学院専門職学位課程】
平均で853万円、設置者別にみると国立が一番高く、879万円となっている。
(単位:千円)
区分
|
大学学部
|
大学院
|
|||
---|---|---|---|---|---|
昼間部
|
修士課程
|
博士課程
|
専門職学位課程 | ||
18年度
|
国立 | ( 1.4) | ( ▲2.8) | ( ▲3.1) | - |
7,920 | 7,670 | 7,220 | 8,790 | ||
公立 | ( ▲1.3) | ( ▲15.4) | ( ▲18.0) | - | |
7,400 | 6,960 | 7,100 | 8,140 | ||
私立 | ( 0.5) | (▲3.9) | ( ▲0.3) | - | |
8,650 | 8,630 | 9,600 | 8,420 | ||
平均 | ( 0.5) | ( ▲4.0) | ( ▲3.2) | - | |
8,460 | 7,980 | 7,780 | 8,530 | ||
16年度平均 | ( ▲6.1) | ( ▲6.9) | ( ▲0.9) |
-
|
|
8,420 | 8,310 | 8,040 | - |
(注) ( )は、前回調査からの伸び率(単位:%)である。
|
6.家庭の年間収入階層別にみた学生数の割合
【大学学部(昼間部)】
総務省の家計調査(平成18年)から全国全世帯の45~54歳の世帯主(学生の家庭の世帯主年齢と想定)の五分位階層区分(集計世帯を収入額の低いものから高いものへ順に並べ、その世帯数を5等分したもので、収入額の低いグループから高い方へ順に第1~第5と区分したもの)を推計し、これに今回調査を当てはめて各区分別学生数をみると、国公私立ともに第5五分位は低い分布を示している。
また、前回調査と比べて、国公私立ともに第1五分位の割合が減少している。
(単位:%)
区分 |
第1五分位
|
第2五分位
|
第3五分位
|
第4五分位
|
第5五分位
|
---|---|---|---|---|---|
(~5,044千円)
4,881千円未満 |
(5,044~6,934千円)
4,881千円以上 6,789千円未満 |
(6,934~8,588千円)
6,789千円以上 8,495千円未満 |
(8,588~10,929千円)
8,495千円以上 10,906千円未満 |
(10,929千円~)
10,906千円以上 |
|
国立 | (25.8) | (15.0) | (24.4) | (20.8) | (14.1) |
17.1 | 19.4 | 29.5 | 19.3 | 14.6 | |
公立 | (28.9) | (15.2) | (23.1) | (20.1) | (12.7) |
22.6 | 21.7 | 27.9 | 17.0 | 10.9 | |
私立 | (23.1) | (16.0) | (19.3) | (26.5) | (15.1) |
16.1 | 19.4 | 20.5 | 28.3 | 15.7 | |
平均 | (23.8) | (15.8) | (20.4) | (25.2) | (14.8) |
16.6 | 19.5 | 22.5 | 26.2 | 15.3 |
(注) ( )は、平成16年度調査の額及び割合である。
7.アルバイト従事状況
【大学学部(昼間部)】
アルバイト従事者の割合は平成16年度調査より0.4ポイント減少の76.4%となっている。
【大学院修士課程】
アルバイト従事者の割合は平成16年度調査より10.1ポイント増加の78.9%となっている。
【大学院博士課程】
アルバイト従事者の割合は平成16年度調査より15.6ポイント増加の77.6%となっている。
【大学院専門職学位課程】
アルバイト従事者の割合は28.7%となっている。
区分/年度
|
平成16年度
|
平成18年度
|
|||
---|---|---|---|---|---|
大学学部 |
(昼間部) |
アルバイト
従事者 |
家庭からの給付のみで修学可能 | 37.3% | 41.1% |
家庭からの給付のみでは修学不自由・困難 | 39.6% | 35.4% | |||
計 | 76.8% | 76.4% | |||
アルバイト非従事者 | 23.2% | 23.6% | |||
大学院 |
修士課程
|
アルバイト
従事者 |
家庭からの給付のみで修学可能 | 23.8% | 31.7% |
家庭からの給付のみでは修学不自由・困難 | 44.9% | 47.2% | |||
計 | 68.8% | 78.9% | |||
アルバイト非従事者 | 31.2% | 21.1% | |||
博士課程
|
アルバイト
従事者 |
家庭からの給付のみで修学可能 | 8.1% | 12.2% | |
家庭からの給付のみでは修学不自由・困難 | 53.9% | 65.4% | |||
計 | 62.0% | 77.6% | |||
アルバイト非従事者 | 38.0% | 22.4% | |||
専門職学位課程 | アルバイト 従事者 |
家庭からの給付のみで修学可能 |
-
|
8.8% | |
家庭からの給付のみでは修学不自由・困難 |
-
|
19.8% | |||
計 |
-
|
28.7% | |||
アルバイト非従事者 |
-
|
71.3% |
-
※
「家庭からの給付のみでは修学不自由・困難」とは、家庭から の給付がない者を含む。
- ※「大学院」のアルバイトは、ティーチングアシスタント(TA) 及びリサーチアシスタント(RA)を含む。
8.奨学金の受給状況
【大学学部(昼間部)】
全学生のうち、日本学生支援機構や大学等の奨学金を受給している者の割合は、平成16年度調査より0.2ポイント減少し、40.9%となっている。
【大学院修士課程】
全学生のうち、日本学生支援機構や大学等の奨学金を受給している者の割合は、平成16年度調査より0.3ポイント減少し、54.3%となっている。
【大学院博士課程】
全学生のうち、日本学生支援機構や大学等の奨学金を受給している者の割合は、平成16年度調査より2.2ポイント減少し、65.2%となっている。
【大学院専門職学位課程】
全学生のうち、日本学生支援機構や大学等の奨学金を受給している者の割合は、60.2%となっている。
区分
|
平成8年度 | 10年度 | 12年度 | 14年度 | 16年度 | 18年度 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
大学学部 (昼間部) |
21.2%
|
23.9% | 28.7% | 31.2% | 41.1% | 40.9% | |
大学院修士課程 | 40.1% | 42.6% | 50.5% | 48.4% | 54.6% | 54.3% | |
大学院博士課程 | 65.7% | 66.5% | 65.6% | 67.7% | 67.4% | 65.2% | |
大学院専門職学位課程 |
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
60.2%
|
9.通学時間(片道)
【大学学部(昼間部)】
居住形態別にみると、自宅通学者の通学時間は、学寮通学者や下宿等通学者の通学時間を大きく上回り、片道70分となっている。
地域別にみると、東京圏、京阪神はその他の地域に比べ通学時間が大きく上回っている。
【大学院修士課程】
居住形態別にみると、自宅通学者の通学時間は、学寮通学者や下宿等通学者の通学時間を大きく上回り、片道66分となっている。
地域別にみると、東京圏、京阪神はその他の地域に比べ通学時間が大きく上回っている。
【大学院博士課程】
居住形態別にみると、自宅通学者の通学時間は、学寮通学者や下宿等通学者の通学時間を大きく上回り、片道67分となっている。
地域別にみると、東京圏、京阪神はその他の地域に比べ通学時間が大きく上回っている。
【大学院専門職学位課程】
居住形態別にみると、自宅通学者の通学時間は、学寮通学者や下宿等通学者の通学時間を大きく上回り、片道64分となっている。
地域別にみると、東京圏、京阪神はその他の地域に比べ通学時間が大きく上回っている。
(単位:分)
区分 | 自宅 | 学寮 | 下宿、アパート、 その他 |
平均 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
大学学部 | 昼間部 | 東京圏 | 76.7 | 22.4 | 24.5 | 54.5 |
京阪神 | 77.9 | 11.7 | 18.0 | 53.6 | ||
その他 | 60.0 | 9.0 | 12.6 | 33.2 | ||
全 国 | 70.2 | 14.2 | 17.1 | 44.3 | ||
大学院 | 修士課程 | 東京圏 | 74.5 | 32.7 | 28.3 | 53.4 |
京阪神 | 73.1 | 17.5 | 19.3 | 43.9 | ||
その他 | 54.3 | 9.6 | 14.3 | 27.4 | ||
全 国 | 66.2 | 15.4 | 18.7 | 38.6 | ||
博士課程 | 東京圏 | 70.8 | 29.3 | 33.1 | 52.0 | |
京阪神 | 72.1 | 14.9 | 22.3 | 43.0 | ||
その他 | 60.7 | 10.5 | 21.0 | 35.2 | ||
全 国 | 66.7 | 16.1 | 24.5 | 41.9 | ||
専門職 学位課程 |
東京圏 | 66.1 | 17.6 | 39.1 | 55.1 | |
京阪神 | 67.9 | 12.7 | 20.0 | 47.5 | ||
その他 | 53.1 | 14.0 | 16.5 | 32.6 | ||
全 国 | 63.9 | 16.2 | 25.7 | 46.9 |
- ※「東京圏」とは、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県をいう。
- ※「京阪神」とは、京都府・大阪府・兵庫県をいう。
10.週間平均生活時間
【大学学部(昼間部)】
設問項目のうち、一週間の生活時間の中で最も多く費やすのは「大学の授業」となっている。
設置者別にみると、国公私立のいずれも「大学の授業」が最も多く、その時間はいずれも18時間強となっており、国公私立別の差はみられない。
(単位:時間)
区分
|
大学の授業 | その他の学習 | 文化・体育等のサークル活動 | アルバイト等の 就労活動 |
||
---|---|---|---|---|---|---|
大学学部
|
昼間部
|
国立 | 18.79 | 14.36 | 5.88 | 8.33 |
公立 | 18.75 | 12.56 | 4.44 | 10.01 | ||
私立 | 18.66 | 10.68 | 6.94 | 10.31 | ||
平均 | 18.69 | 11.44 | 6.64 | 9.93 |
- ※平成18年11月における不特定な一週間を調査