事例No.47(下肢機能障害)机・椅子が固定された教室での車椅子対応座席の問題点

平成28年度

公立大学、学校規模:1,000から1,999人

学科（専攻）: 1年次、肢体不自由(下肢機能障害)

授業・研究指導

車椅子を利用する学生2名が受講する授業（机と椅子据え付けの教室）において、学生の移動の動線を考え、当該学生と話し合いを行なったうえで、2名用の机を教室の一番前と一番後ろにそれぞれ設置して対応していたが、一番後ろからは授業のスライド資料が見えづらいと相談を受けた。

教務担当部署、施設・設備担当部署、教育部門（学部、学科等）

学生が所属する学科教員、教務担当者、総務担当者で、車椅子の学生2名が教室の一番前で授業を受けた場合の動線を確認し、結果として据え付けの机と椅子を1セット撤去した。