事例No.208(聾)手話通訳・ノートテイカー手配の要望

【事例紹介】

事例が起きた時期

6年以上前

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

1年次、聴覚・言語障害(聾)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

授業・研究指導、式典、行事、説明会、シンポジウムへの参加、学生寮への入居、施設等の利用やサービスの提供

2.内容

  • 入学式での手話通訳手配
  • 授業での手話通訳手配
  • ノートテイカー手配
  • アパート契約にかかる不動産業者との連絡・立ち合い

学校の対応

1.関わった部署

障害学生支援部署、学生生活支援担当部署(学生課等)

2.対応内容

障害学生サポート委員会担当教員と学生課員とで、筆談にて学生の要望をその都度丁寧に聞き取り、ノートテイカーの手配や、外部団体への手話通訳依頼の手続きを取り、授業保障を行なった。

学生等の反応

学内の相談機関または教職員に相談した。
入学前から保護者とお会いして状況を聞くことで、大学生活を送る上での要望等を事前に大学・保護者間で理解を深めるよう努めた。
当該学生からはメールで要望や意見を聞いて、常日頃からできる限りの対応をした。

その後の経過

事例の学生以前の聴覚障害学生支援においては、学生のノートテイカーのみの対応であったが、初めて手話通訳者の派遣を外部団体に依頼し、そのための予算の確保等を行なった。

【参照】