事例No.409(難聴)留学要件の英語の試験でリスニングについて配慮希望

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度
発生時期:その他

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

学科(専攻):社会科学、4年次、聴覚・言語障害(難聴)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出があった
  • ニーズ聞き取りのための面談を実施した
  • 申し出を受けた部署(者):保健管理部門

2.支援が必要とされた場面:授業・研究指導

申し出内容と配慮の提供

申し出内容:留学要件のためのTOEFLの試験(学内受験)において、リスニングが聞き取れなく、基準の点数がクリアできないので、考慮をお願いしたい

決定した配慮内容:申し出通りの配慮を提供した

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった

協議に参加した部署(者):教育部門(学部・学科、担当教員等)、保健管理部門

配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 配慮を提供した学生に対して、定期面談を行なっている

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

申し立てはなかった

その後の経過、課題等

留学要件のTOEFLの試験に際し、別室受験のうえ、CDプレーヤーのボリュームを大きくして実施した。費用を加算すれば特別の試験が受けられるようだったが、大学が受験料を負担し実施しているため、その加算費用までは負担しないとの判断となった。

【参照】