事例No.481(ASD)インターネットのビデオ通話を利用した、別室での遠隔授業

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度
発生時期:授業開始後

事例が起きた学校

国立大学、学校規模:10,000人以上

対象学生

学科(専攻):非公表、発達障害(ASD)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出があった
  • ニーズ聞き取りのための面談を実施した
  • 申し出を受けた部署(者):障害学生支援部署

2.支援が必要とされた場面:授業・研究指導

相談内容

授業中にフラッシュバックが起こり、それを振り払うために大声を出してしまう。先生から大声を出したことについて注意を受け、以来、授業に出られなくなった。

申し出内容と配慮の提供

申し出内容:インターネットを利用したビデオ通話サービス等を利用した別室での遠隔授業による出席の許可(課題等は後日メール提出)

決定した配慮内容:申し出通りの配慮を提供した

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 決定した配慮内容について学内関係部署に配慮依頼書を配付した


協議に参加した部署(者):障害学生支援部署、教育部門(学部・学科、担当教員等)

配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 配慮を提供した学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
  • 関係部署(者)に対してその後の状況に関して情報共有、聞き取り等を行なっている

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

申し立てはなかった

その後の経過、課題等

記載なし

【参照】