【事例紹介】
事例が起きた時期
平成28年度、過去5年以内
事例が起きた学校
私立大学、学校規模:2,000から4,999人
対象学生
学科(専攻):人文科学、6年次、重複(肢体不自由・上下肢機能障害、その他の障害)
相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出
1.場面等
授業・研究指導、実習、フィールドワーク等、事務窓口での対応、試験の評価、単位取得、卒業要件等
2.内容
講義の中で、ノートテイク又はパソコンテイクを実施しているが、障害学生の依存心が強く、支援学生、支援担当職員への不満をよく口にする。単位が修得できないのは、支援担当職員が悪いと話す。
学校の対応
1.関わった部署
障害学生支援部署、学生生活支援担当部署(学生課等)、教育部門(学部、学科等)、その他(ゼミの教員)
2.対応内容
ゼミの教員、学生生活支援室職員、学生支援課職員、障害コーディネーターで学生本人、又は母親を大学に呼び面談を重ねた。学生本人が母親に伝える内容が変わり、教員から講義の取組等具体的に話していただいた。
理由、原因等 ※学校の回答
- 障害者でない学生との比較において同等の機会の提供とはならないため
- 教育の目的・内容・機能の本質的な変更となるため
- 過重な負担(実現可能性の程度)
- 支援学生の確保
学生等の反応
- 不服、不満の申し立てがあった
- 学内の相談機関または教職員に相談した