事例No.9(発達障害)退学の希望についての相談

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度

事例が起きた学校

私立大学

当該学生の属性

障害種別:発達障害(ASD)

相談者

本人

相談にいたる経緯

当該障害者が関わっている相談支援員より、今後の当該障害者の支援方法について相談がある。

相談内容

当該障害者より、「大学に入学したが、自分はこの大学にいる意味がないように感じてきており、退学したい」との相談がある。現在入所中のグループホームサービス管理責任者と相談支援専門員、大学の相談員、社会福祉士、行政、当該者本人が集まり、支援会議を行なった。具体的な気持ちと今後についてどのように考えているのか、家族はどのように思っているのか等を聞き取り、話し合いを行なったが、結果としたは自主退学した。

機関の対応

  • 助言

当該大学の相談員も同席の上、話し合いを行なった。

その後の経過

当該学生(障害学生)は、大学の先生や相談支援員ともかなりの時間の相談を行なっており、学校の対応については不満はないようであったが、結果としては、自分の判断で退学を決定した。