事例No.303(上下肢機能障害)体育実技で他の学生と同じ授業内で補助員とのマンツーマン授業実施等

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度
発生時期:受験時

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:5,000から9,999人

対象学生

学科(専攻):工学、1年次、肢体不自由(上下肢機能障害)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出があった
  • 申し出を受けた部署(者):学生生活支援担当部署

2.支援が必要とされた場面:受験・入学

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:学内設備の改装
(使用教室の机・椅子の配慮、障害者トイレ、スロープ設置、カードリーダー、スケジュール変更、専用駐車場確保)

決定した配慮内容:申し出通りの配慮を提供した

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった

協議に参加した部署(者):障害学生支援部署、入試担当部署、学生生活支援担当部署教務担当部署, 施設・設備担当部署

配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 特にフォローアップは行なっていない

申し出内容2:介助者の入校、授業教室入室の許可

決定した配慮内容:申し出通りの配慮を提供した

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった

協議に参加した部署(者):障害学生支援部署, 学生生活支援担当部署

配慮決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 特にフォローアップは行なっていない

申し出内容3:体育科目と合宿形式の研修における特別対応

決定した配慮内容:申し出通りの配慮を提供した

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった

協議に参加した部署(者):障害学生支援部署、 学生生活支援担当部署、 教務担当部署

配慮決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 関係部署(者)に対してその後の状況に関して情報共有、聞き取り等を行なっている

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

申し立てはなかった

その後の経過、課題等

体育科目については、他の人と同じ体育の授業の場所で、補助員とのマンツーマン授業を筋肉の使い方を促すような内容で授業を行なった。合宿形式の研修は、合宿参加そのものが無理であるためレポート提出で代替した。本人には説明をし了解した。

【参照】