【事例紹介】
事例が起きた時期
過去5年以内
事例が起きた学校
私立大学
当該学生の属性
1年次、障害種別:発達障害(ASD)
相談者
本人
相談にいたる経緯
主治医からの紹介
相談内容
学校側への不満があり、それを伝えても改善しないとの訴え。
具体的には、以下の通り。
- 1.授業中に先生が他生徒を注意する声がうるさい
- 2.保健管理センターに相談しても改善しない
機関の対応
本人と保護者による来所面接を行ない、本人が戸惑った点、不満などを傾聴するとともに、学内の相談窓口を利用しようと行動したことについて賞賛した。今後については、保護者と学校側の担任との相談関係が出来ていたことや、既に主治医から学校へ複数回の情報連携がなされていたので、一旦は当所の学校側への介入は見送る形をとった。
その後の経過
保護者を介して、本人の訴えを学校側が知り、対策を考えてみる、という関係は出来ていた。しかし、本人が相談窓口に行く、ということに関しては、相談してみて良かったという感触が本人に無く、本人から学校内の相談窓口を利用することや、当機関に継続相談を希望することにはつながらず、単発の相談となった。