【事例紹介】
事例が起きた時期
過去5年以内
事例が起きた学校
公立大学、学校規模:1,000から1,999人
対象学生
学科(専攻):社会科学、2年次、肢体不自由(他の機能障害)
相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出
学生の転居に伴い、学生身上書の再提出を求めたところ、再提出された書類の「大学へ支援・配慮してほしいこと」欄に「講義棟から本部棟の間の外階段に手すりを設置してほしい」との要望があった。
学校の対応
1.関わった部署
学生生活支援担当部署(学生課等 、施設・設備担当部署
2.対応内容
学生の申し出内容について、施設・設備担当者と協議した結果、大規模改修となり、また一定の費用も必要となることから、即座の対応は困難であった。学生にはそのことを伝え、当面は迂回階段を利用するよう依頼した。
理由、原因等 ※学校の回答
- 過重な負担となるため(費用・負担の程度)
- 施設・設備
- 具体的な内容
施設の外階段への手すりの設置要望であったが、該当の外階段には壁がなく、壁に取り付けるタイプの手すりの設置ができず、基礎部分への施工が必要となり、費用面や工事期間等さまざまな調整が必要となるため即座の対応が困難である。予算確保等も含めた継続的な検討が必要である。
学生等の反応
- 納得して、問題なく修学している
大学からの説明については理解を示し、現在は迂回階段を使用するなどしている。