事例No.1459(その他の障害)授業中の耳栓の使用許可、定期試験の別室受験

事例紹介

事例が起きた時期

平成30年度
発生時期:進級時

事例が起きた学校

国立高専、学校規模:500から999人

対象学生

学科(専攻):工学、年次:3、障害種:その他の障害

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出:有
  • 申し出を受けた部署(者):教育部門(学部・学科、担当教員等)
  • ニーズ聴き取りのための面談:実施した

2.支援が必要とされた場面

授業・研究指導 試験の評価、単位取得、卒業要件等

申し出への対応

1.配慮内容の決定について

  • 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施なし
  • 検討協議に参加した部署(者):障害学生支援部署 教務担当部署 教育部門 学生相談部門
  • 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 当該学生に対して、定期面談を行なっている。
  • その後の状況に関して、関係部署(者)に聴取、情報共有を行なっている

相談内容

記載なし

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:必要な場合授業中に耳栓 定期試験の別室受験

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:必要な場合、授業中に伏せったり耳栓をすることを許可した。 一部の到達度試験について別室受験を実施した。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:単位取得につながった。

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

不服、不満、苦情等申し立て:なかった

その後の経過、課題等

学内でも専門カウンセリングを定期的に受けているが、今のところ症状は改善されていない。

【参照】