事例No.232(下肢機能障害)薬局・病院実習参加要件となる実技評価にOSCEを採用

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度
発生時期:その他

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

学科(専攻):保健(医・歯学を除く)、4年次、肢体不自由(下肢機能障害)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出があった
  • ニーズ聞き取りのための面談を実施した
  • 申し出を受けた部署(者):教育部門(学部・学科、担当教員等)

2.支援が必要とされた場面:実習・フィールドワーク等

相談内容

  • 薬局・病院に実務実習に行くための条件である薬学供用試験の内の実技を通じて技能・態度を評価する客観的臨床能力試験OSCEの受験
  • 薬局・病院への実務実習

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:OSCEと実務実習の実態を説明し、車椅子の学生に対する実験における特別な措置と病院・薬局へのお知らせについて、話し合いを提案

決定した配慮内容:申し出通りの配慮を提供した

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 配慮内容の決定は学校が行ない、学生には決定後に通知した
  • 決定した配慮内容について学内関係部署に配慮依頼書を配付した

協議に参加した部署(者):教務担当部署、教育部門(学部・学科、担当教員等)

配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 配慮を提供した学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
  • 関係部署(者)に対してその後の状況に関して情報共有、聞き取り等を行なっている

申し出内容2:手に力がはいらない学生の板書のノートとりに、写真撮影を許可

決定した配慮内容:申し出通りの配慮を提供した

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった

協議に参加した部署(者):教務担当部署、教育部門(学部・学科、担当教員等)

配慮決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 配慮を提供した学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

申し立てはなかった

その後の経過、課題等

記載なし

【参照】