事例No.218(下肢機能障害)複数キャンパスを利用する学生からの、手すり未設置キャンパスに対する改善要望

【事例紹介】

事例が起きた時期

6年以上前

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:1,000から1,999人

対象学生

学科(専攻):人文科学、1年次、肢体不自由(下肢機能障害)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

事務窓口での対応

2.内容

本学は複数のキャンパスを有しており、当該学生の所属学科では、複数キャンパスで授業が行なわれる。当該学生はキャンパス内ではエレベーターを利用せず、常時階段を利用していた。所属キャンパスではないキャンパスでは、障害のある学生向けの手すりを設置していない箇所があったため、昇降が非常に不便であるとの申し出があった。

学校の対応

1.関わった部署

学生生活支援担当部署(学生課等)、教務担当部署

2.対応内容

所属キャンパスのみで授業を受けられるよう、時間割を調整した。

学生等の反応

  • 納得して、問題なく修学している

学校の対応に納得し、問題なく卒業した。

その後の経過

障害のある学生向けの手すりが設置されていなかった箇所に、新たに手すりを設置した。

【参照】