事例紹介
事例が起きた時期
令和元年度
発生時期:その他
事例が起きた学校
私立大学、学校規模:2,000から4,999人
対象学生
通信教育課程 学科（専攻）:工学、年次:4、障害種:発達障害（SLD）
支援の申し出
1.支援の申し出の受付
- 支援の申し出:有
- 申し出を受けた部署（者）:学生生活支援担当部署
- 支援の申し出を受け付ける申請書（様式）:無
- ニーズ聴き取りのための面談:実施なし
2.支援が必要とされた場面
授業・研究指導
申し出への対応
1.配慮内容の決定について
- 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施した
- 検討協議に参加した部署(者）:学生生活支援担当部署
- 配慮内容の決定過程:当該学生は参加せず、決定後に通知した
- 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:実施なし
2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ
- 当該学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
相談内容
記入なし
申し出内容と配慮の提供
申し出内容1:授業を配信するシステムを、システム変更前の画面に戻して欲しい。
- 配慮の不提供を決定した 不提供の理由:過重な負担（事務・事業への影響の程度）
- 不提供の経緯、具体的理由:システムの大規模アップデートのため、システム改修前の画面に戻すのは困難であったため。
- 配慮内容決定時での合意形成:できた
- 合意形成できたと考える根拠:記入なし
- 提供した配慮の具体的内容:記入なし
- 事後評価:ニーズを満たせなかったが、学生は理解し、我慢している
- 事後評価の理由・詳細:システム改修前の画面に戻すことが簡単にできることではないことを学生も理解しており、画面については戻せないということで了承した。
申し出内容2:システム改修が行われた学期（2019年度春学期のみ）の授業料の返金及び自主退学の申し出があった。
- 提供した配慮:学校が提案した配慮=大学として事前にこの障害を認識し対応することはできず、またこの学生のためだけに改修前のシステムに戻すこともできなかった。結果として該当の学生の修学継続が不可能になったことを踏まえ、学生の申し出を受入れ返金を行なったとともに、修得単位が維持される形で自主退学を認めることとした。
- 配慮内容決定時での合意形成:できた
- 合意形成できたと考える根拠:こちらの提案を受け入れた
- 提供した配慮の具体的内容:記入なし
- 事後評価:ニーズを満たせなかったが、学生は理解し、我慢している
- 事後評価の理由・詳細:配慮決定後に処置に同意し、手続きを実施したため。
配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て
- 不服、不満、苦情等申し立て:なかった
その後の経過、課題等
特になし
