事例紹介
事例が起きた時期
平成30年度
発生時期:記載なし
事例が起きた学校
私立短大、学校規模:1から499人
対象学生
学科(専攻):芸術、年次:1、障害種:発達障害(ASD)
支援の申し出
1.支援の申し出の受付
- 支援の申し出:有
- 申し出を受けた部署(者):障害学生支援部署
- ニーズ聴き取りのための面談:実施した
2.支援が必要とされた場面
授業・研究指導 試験の評価、単位取得、卒業要件等
申し出への対応
1.配慮内容の決定について
- 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施した
- 検討協議に参加した部署(者):障害学生支援部署 施設・設備担当部署
- 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
- 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:実施した
2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ
- 当該学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった。
- 当該学生に対して、定期面談を行なっている
- その後の状況に関して、関係部署(者)に聴取、情報共有を行なっている。
相談内容
記載なし
申し出内容と配慮の提供
申し出内容1:重要事項の伝達方法について
提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:授業科目の特性に合わせて可能な範囲で以下のように対応する。口頭のみの伝達を避け、話す内容を板書やプリント類で補うようにする。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
申し出内容2:重要事項の伝達方法について
提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:授業科目の特性に合わせて可能な範囲で以下のように対応する。 あいまいな表現を避け、具体的な指示・説明を心掛けるようにする。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
申し出内容3:教材の配慮について
提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:授業科目の特性に合わせて可能な範囲で以下のように対応する。 事前に授業のアウトラインが分かるようにするために、資料等の提供を行う。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:こちらの提案を受け入れた
申し出内容4:教材の配慮について
提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:授業科目の特性に合わせて可能な範囲で以下のように対応する。 復習できるように、講義中の板書やスライドの情報を紙媒体で提供する。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:授業によっては資料が欲しい時があったとの感想あり。
申し出内容5:講話における配慮について
提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:授業科目の特性に合わせて可能な範囲で以下のように対応する。 授業中はあまり早口にならないようにする
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
申し出内容6:講話における配慮について
提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:授業科目の特性に合わせて可能な範囲で以下のように対応する。 強い語調や大きな声での話し方を避けるようにする。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
申し出内容7:座席の配慮について
提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:本人の申し出により、壁に近い席や後方の席などの当該学生が希望する席に座れるように、授業担当教員と相談できるようにする。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:座席で、男性の近くだと精神的に圧迫されるので男女わかれてほしいとの感想あり。
配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て
不服、不満、苦情等申し立て:なかった
その後の経過、課題等
記載なし