事例No.2437(難聴)口頭試問時に試験官に補聴援助システムを着用してほしい

事例紹介

事例が起きた時期

令和3年度
発生時期:受験時

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:1から499人

対象学生

学科(専攻):家政、年次:1、障害種:聴覚・言語障害(難聴)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出:有
  • 申し出を受けた部署(者)入試担当部署
  • 支援の申し出を受け付ける申請書(様式):有
  • ニーズ聴き取りのための面談:実施なし

2.支援が必要とされた場面

受験・入学 

申し出への対応

1.配慮内容の決定について

  • 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施した
  • 検討協議に参加した部署(者):入試担当部署 該当学部学科の教員
  • 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:実施なし

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • その後の状況に関して、関係部署(者)に聴取、情報共有を行なっている

相談内容

記入なし

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:受験時に補聴器を着用したい

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
合意形成できたと考える根拠:こちらの提案を受け入れた
提供した配慮の具体的内容:試験当日に補聴器を着用して受験した
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:トラブル等もなく円滑に受験が終了したため

申し出内容2:口頭試問時に試験官に補聴援助システムを着用してほしい

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
合意形成できたと考える根拠:こちらの提案を受け入れた
提供した配慮の具体的内容:口頭試問時に試験官が補聴援助システムを使用。また口頭試問での質問内容を職員が紙でも準備し、試験官が受験生に見せながら試験を実施した。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:トラブル等もなく、円滑に受験が終了したため

申し出内容3:試験場の諸注意の説明を紙で準備してほしい

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
合意形成できたと考える根拠:こちらの提案を受け入れた
提供した配慮の具体的内容:通常は口頭で説明を行なう試験上の諸注意について、紙に記載したものを職員が準備し、当日に担当教員が受験生に渡した。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:トラブル等もなく、円滑に受験が終了したため

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

不服、不満、苦情等申し立て:なかった

その後の経過、課題等

記入なし

【参照】