事例No.46(発達障害・ADHD)根拠資料を提出したが配慮が受けられず学力や学業意欲の不足とされたとの相談

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成29年度
発生時期:授業開始後

事例が起きた学校

公立大学

当該学生の属性

学科(専攻):工学、3年次

相談者

本人

相談にいたる経緯

  • 大学に入学する以前から障がいがあることを伝え、専門機関からの情報提供書を提出していたにもかかわらず、大学側から支援が受けられていない
  • 大学側から合理的配慮が受けられず,ただ学力不足や学業への意欲不足とされている

相談内容

支援の申し出に関する学校の対応について

機関の対応

  • 当該校に伝達した
  • 他の機関や人を紹介した
  • 当該障害福祉担当課に相談内容を引き継ぎ、対応を依頼する
  • 大学側に対し、本人・保護者からの相談内容を伝え、今後も合理的配慮をするよう連絡する

その後の経過、課題等

当該市は、以前より保護者から相談を受けており、大学側へ相談内容を伝えている。また、大学は、大学内での障害者差別職員対応要領に基づき合理的配慮を行なっている。当該市からは、今後、保護者から相談を受けたことを大学側へその都度引き継ぐことは困難であるという回答を受けている。