事例No.1425(ADHD)定期試験で別室受験を申し出ることがあり、その都度対応

事例紹介

事例が起きた時期

平成30年度
発生時期:入学後

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

学科(専攻):社会科学、年次:1、障害種:発達障害(ADHD)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出:有
  • 申し出を受けた部署(者):教務担当部署
  • ニーズ聴き取りのための面談:実施なし

2.支援が必要とされた場面

定期試験時での配慮

申し出への対応

1.配慮内容の決定について

  • 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施した
  • 検討協議に参加した部署(者): 教務担当部署
  • 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 特にフォローアップは行なっていない
  • 定期的ではないが、当初に配慮を行う上で学生本人からもヒアリングしながら対応しており、実施後においても不都合なことがあれば申し出するように伝えている。
  • 本人からの申し出がなければ同様の対応をしている。

相談内容

記載なし

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:定期試験において、別室受験を希望

提供した配慮:学校が提案した配慮
配慮内容決定時での合意形成:記載なし
提供した配慮の具体的内容:常にすべての定期試験に対して、別室受験を希望しているわけではなく、必要があったときに、学生がその都度、申し出る。申し出があった場合は、面談をして状況を確認し、配慮を提供している。
事後評価:ニーズを完全には満たしていないが、学生は概ね満足している。

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

不服、不満、苦情等申し立て:なかった

その後の経過、課題等

記載なし

【参照】