事例No.62(統合失調症等)ストーカー行為による退学勧告に障害を理由に休学を申し出

【事例紹介】

事例が起きた時期

非公表

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

学科(専攻):非公表、精神障害(統合失調症等)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

授業・研究指導

2.内容

所属する学科や問題対応部署は全く考慮せず、さらに女性教職員のみに試験の範囲を問合せたりする。返答が無いことに不満を持ち、SNSに事実無根の書き込みを行なう。そのうちに特定の女性教員へのストーカー行為を繰り返したため、保証人に対して退学勧告を行なったところ納得せず精神障害の診断書を持参し、大学で修学を続けさせてほしいとの申し立てがあった。

学校の対応

1.関わった部署

学生生活支援担当部署(学生課等)、教育部門(学部、学科等)

2.対応内容

事案の発生後、女性教職員の保護のため、学生本人からの電話は全て男性職員に廻し会話は録音を取った。所轄警察とも緊急対応について相談を行なった。事実を積み重ねたうえで教授会において退学処分を決議し、保護者に通知を行なうが納得せず、精神障害の診断書を付けた休学願いを数度提出するが受理せず。

理由、原因等 ※学校の回答

  • 過重な負担 (事務・事業への影響の程度)
  • 教職員の理解

【参照】