事例No.3(聾)情報保障は受けたいが授業には1人で出席したい

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:10,000人以上

対象学生

学科(専攻):社会科学、3年次、聴覚・言語障害(聾)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

授業・研究指導

2.内容

授業に情報保障者をつけているが、周囲の目が気になり、できれば1人で授業に出席したい。しかし、何らかの情報保障をつけてほしい。

学校の対応

1.関わった部署

障害学生支援部署、施設・設備担当部署

2.対応内容

情報保障者を教室外に置き、教室の映像情報をもとに遠隔情報保障を行なう方法や、音声同時翻訳ソフトのような音声認識ソフトの利用等を模索する中で、本学におけるネットワークインフラに課題が生じた。そのため、情報環境の整備を所管する部局と連携し、学内のネットワーク環境の調整を行なった。しかし、十分な情報保障に耐えうるだけの整備を行なうには、費用面や工期の問題もあり、学期中に解決することができなかった。
当該学生には、教室内遠隔情報保障(情報保障者が利用学生とは離れた場所に座り、タブレットPCにて情報伝達を行なう)を使用するか否かで打診をしたが、利用学生からは回答は得られず、通常の情報保障を行なった。

理由、原因等 ※学校の回答

  • 過重な負担となるため(費用・負担の程度)
  • 施設・設備
  • 予算
  • 具体的な内容

学生等の反応

  • 不登校、休学、退学等

その後の経過

継続して、ネットワーク環境の整備については検討しており、また、本人にも教室内遠隔情報保障を試してもらう等声掛けを行なっている。

【参照】