事例No.1556(神経症性障害等)教室に行くことができず授業に参加できない、課題等で代替してほしい

事例紹介

事例が起きた時期

令和元年度
発生時期:授業開始後

事例が起きた学校

公立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

学科(専攻):保健(医・歯学を除く)、年次:2、障害種:精神障害(神経症性障害等)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出:有
  • 申し出を受けた部署(者):学生生活支援担当部署
  • 支援の申し出を受け付ける申請書(様式):有
  • ニーズ聴き取りのための面談:実施した

2.支援が必要とされた場面

授業・研究指導 試験の評価、単位取得、卒業要件等

申し出への対応

1.配慮内容の決定について

  • 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施した
  • 検討協議に参加した部署(者):障害学生支援部署 教育部門 保健管理部門
  • 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:実施なし

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 当該学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった

相談内容

記入なし

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:通学や授業参加に困難があるため、課題等による代替を検討してほしい。

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

その後の経過、課題等

教室に行くことができず授業に参加できない。課題等で代替してほしいという申し出には、申し出通りの配慮を提供することで合意した。その後、試験の時期になって、試験については代替できないため、別室受験でもいいので参加できないか打診したが、できないとのことで、試験の代替がしてもらえないなら、これまで受けていた支援もいらないと配慮申請を取り下げた。受けていた科目については、試験を受けていないため単位不可となった。現在は休学中。

【参照】