【事例紹介】
事例が起きた時期
平成28年度
発生時期:入学後
事例が起きた学校
非公表
対象学生
学科(専攻):非公表、2年次、肢体不自由(上下肢機能障害)
支援の申し出
1.支援の申し出の受付
- 支援の申し出があった
- ニーズ聞き取りのための面談を実施した
- 申し出を受けた部署(者):入試担当部署
2.支援が必要とされた場面:受験・入学
相談内容
上肢、下肢に障害があるため高校では移動支援サービスを受けていたが、住民票を移さないので当地ではサービスが受けられない。学内での移動や初めての一人暮らしができるのか心配なので、現状を知ってもらった上で、どのようなサポートが受けられるか相談したい。喘息もあり体調不良も心配。コミュニケーションも苦手。
申し出内容と配慮の提供
申し出内容1:学内での移動(教室から教室への移動)に時間がかかり授業に間に合わず遅刻するかもしれないことを先生に分かっておいて欲しい
決定した配慮内容:離れた教室での授業の場合は、事前に担当教員に事情を説明し、遅れる旨の承諾を得るようにした
配慮内容の決定について
- 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
- 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
協議に参加した部署(者):教務担当部署、教育部門(学部・学科、担当教員等)、保健管理部門
配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ
- 配慮を提供した学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
- 配慮を提供した学生に対して、定期面談を行なっている
- 関係部署(者)に対してその後の状況に関して情報共有、聞き取り等を行なっている
申し出内容2:家事等(調理、洗濯等)に時間がかかるため、学生のボランティア等に手伝って欲しい
決定した配慮内容:別の形での配慮を実施(家事等が行ないやすいタイプの寮を提供した)
配慮内容の決定について
- 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
- 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
協議に参加した部署(者):入試担当部署、学生生活支援担当部署、教務担当部署、教育部門(学部・学科、担当教員等)、保健管理部門
配慮決定後のモニタリング・フォローアップ
- 配慮を提供した学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
- 配慮を提供した学生に対して、定期面談を行なっている
- 関係部署(者)に対してその後の状況に関して情報共有、聞き取り等を行なっている
申し出内容3:通院、買い物等の移動支援をしてもらえないか
決定した配慮内容:別の形での配慮を実施(キャンパス間バスの利用の許可。体調不良でタクシー等を利用できない時はサポートする)
配慮内容の決定について
- 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
- 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
協議に参加した部署(者):入試担当部署、学生生活支援担当部署、教務担当部署、教育部門(学部・学科、担当教員等)、保健管理部門
配慮決定後のモニタリング・フォローアップ
- 配慮を提供した学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
- 配慮を提供した学生に対して、定期面談を行なっている
- 関係部署(者)に対してその後の状況に関して情報共有、聞き取り等を行なっている
申し出内容4: 体調不良時に休養するスペースの確保をして欲しい
決定した配慮内容:申し出通りの配慮を提供した
配慮内容の決定について
- 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
- 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
協議に参加した部署(者):入試担当部署、学生生活支援担当部署、教務担当部署、教育部門(学部・学科、担当教員等)、保健管理部門
配慮決定後のモニタリング・フォローアップ
- 配慮を提供した学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
- 配慮を提供した学生に対して、定期面談を行なっている
- 関係部署(者)に対してその後の状況に関して情報共有、聞き取り等を行なっている
配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て
申し立てはなかった
その後の経過、課題等
記載なし