事例No.202(難聴)補聴器専用マイク使用依頼の申し出

【事例紹介】

事例が起きた時期

過去5年以内

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:10,000人以上

対象学生

学科(専攻):保健(医・歯学を除く)、1年次、聴覚・言語障害(難聴)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

授業・研究指導

2.内容

聴覚障害のため、専用の補聴器を作成している。
講義等を行なう教員に、講義用マイクとは別に補聴器専用のマイクの使用依頼が、本人よりクラス担任に申しだされた。

学校の対応

1.関わった部署

教務担当部署、教育部門(学部、学科等)、保健管理センター等

2.対応内容

申し出を受け、クラス担任と本人との間で話合いを行なった。
本人より、今まで使用していない補聴器であり、聞き取りにくさがあると不満が寄せられた。
申し出に対する支援として、講義を受け持つ教員が補聴器専用マイクを使用し、講義中に聞き取りが出来ているか、随時確認をしながら講義を進めていくことになった。
クラス担任より、学務課及び健康管理センターへ報告があった。

理由、原因等 ※学校の回答

  • 具体的な内容

教職員への周知が出来た。
本人より、専用の補聴器は使いづらいので使用しないとの報告があり、当該学生の座席を教室前方に配置することで解決することができた。

学生等の反応

  • 納得して、問題なく修学している

【参照】