事例No.357(発達障害の重複)苦手な情報の授業にTAを3人配置

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度
発生時期:入学後

事例が起きた学校

国立大学、学校規模:5,000から9,999人

対象学生

学科(専攻):社会科学、1年次、発達障害(発達障害の重複)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出があった
  • ニーズ聞き取りのための面談を実施した
  • 申し出を受けた部署(者):学生相談部門

2.支援が必要とされた場面:授業・研究指導

相談内容

履修の仕方、対人関係や交流、集団生活(人混み)が苦手、学習方法

申し出内容と配慮の提供

申し出内容:人混みが苦手に際し、学生相談室内の談話室で休み時間は過ごし、カウンセリングを定期的に受ける。困ったことがあれば、保健センターや事務室に伝える。

決定した配慮内容:苦手な情報の授業には、TAを3人付けた。途中で退出しても追及しないよう、教員に周知した。

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 配慮内容の決定は学校が行ない、学生には決定後に通知した
  • 決定した配慮内容について学内関係部署に配慮依頼書を配付した


協議に参加した部署(者):教育部門(学部・学科、担当教員等)、保健管理部門、
学生相談部門

配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 配慮を提供した学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
  • 配慮を提供した学生に対して、定期面談を行なっている
  • 関係部署(者)に対してその後の状況に関して情報共有、聞き取り等を行なっている

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

申し立てはなかった

その後の経過、課題等

記載なし

【参照】