事例紹介
事例が起きた時期
令和元年度
発生時期:その他
事例が起きた学校
私立短大、学校規模:1から499人
対象学生
学科(専攻):社会科学、年次:1、障害種:病弱・虚弱(他の慢性疾患)
支援の申し出
1.支援の申し出の受付
- 支援の申し出:無
- 申し出を受けた部署(者):学生生活支援担当部署
- 支援の申し出を受け付ける申請書(様式):無
- ニーズ聴き取りのための面談:実施した
2.支援が必要とされた場面
授業・研究指導 実習、フィールドワーク等
申し出への対応
1.配慮内容の決定について
- 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施した
- 検討協議に参加した部署(者): 教務担当部署 教育部門
- 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
- 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:実施なし
2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ
- その後の状況に関して、関係部署(者)に聴取、情報共有を行なっている
相談内容
記入なし
申し出内容と配慮の提供
申し出内容1:体調不良と新型コロナウイルス感染症への不安もあり、施設での実習について検討してほしい。
- 提供した配慮:申し出通りの配慮
- 配慮内容決定時での合意形成:できた
- 合意形成できたと考える根拠:こちらの提案を受け入れた
- 提供した配慮の具体的内容:実習担当者を中心に学科の教員で検討し、実習時期を変更することとした。
- 事後評価:ニーズを完全には満たしていないが、学生も概ね満足している
- 事後評価の理由・詳細:新型コロナウイルス感染症への不安は完全になくなっていないが、現時点では大学側の提案に納得している。
配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て
- 不服、不満、苦情等申し立て:あった
- 申し立てを受けた部署:保健管理部門
- 申し立て内容:新型コロナウイルス感染症拡大防止のための対応等について申し立てがあった。
(次亜塩素酸系の消毒液の臭いで気分が悪くなる、マスクをはずしている学生がいる、学内の換気が不十分ではないか等) - 申し立てへの対応に関わった部署: 施設・設備担当部署 教育部門(学部、担当教員等) 保健管理部門
- 対応に関する学生の反応:納得して、問題なく修学している 引き続き協議中
- 学生の反応の具体的内容:基本的には納得して就学が継続しているが、大学側に度々訴えがある。その都度聞き取りを行ない、丁寧に対応するとともに、学内の感染症対策について繰り返し学生に周知徹底している。
- 申し立てへの対応手順:学生本人から聞き取りを行い、各部門で検討した。
- 申し立てへの対応内容:次亜塩素酸系の消毒液の使用は取りやめ、全てアルコール消毒液に変更した。換気等については可能な限りの対応を行なっていることを具体的に説明した。学生の保健・衛生管理については、資料の提示、掲示板や大学ホームページによる周知の徹底、口頭での注意喚起等を繰り返し行なっている。
その後の経過、課題等
今後、施設実習を行う予定になっており、新型コロナウイルス感染症拡大の状況や学生本人の状況を確認しながら進めていく。