事例No.105(下肢機能障害)エレベーター乗降口が狭く車椅子同士が衝突転倒

【事例紹介】

事例が起きた時期

過去5年以内

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:5,000から9,999人

対象学生

学科(専攻):人文科学、2年次、肢体不自由(下肢機能障害)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

授業・研究指導

2.内容

エレベーターの乗降口が狭く、車椅子同士でぶつかって二人とも転倒してしまった。転倒した一人が携帯で学内に待機している母親を呼び駆け付け対応を行なった。二人に怪我はなかった。
対応を行なった母親から学生支援部に報告があった。

学校の対応

1.関わった部署

学生生活支援担当部署(学生課等)

2.対応内容

該当学生の授業の前後に職員がエレベーターの乗降に付きそう事で保護者と学生の了解を得た。

学生等の反応

  • 不登校、休学、退学等

若干の体調不良と他大学受験を希望しているため。

その後の経過

母親が駆け付けた方の学生は、その後、違うことを学びたいという理由で、その事例があった学期で退学した。(その学生は、父親が卒業生であるという理由で入学した。)倒れたもう一人の学生は、この3月に卒業予定である。

【参照】