事例No.417(ADHD)海外研修参加に関する配慮、研修先との連携

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度
発生時期:入学後

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

学科(専攻):人文科学、1年次、発達障害(ADHD)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出があった
  • 申し出を受けた部署(者):その他

2.支援が必要とされた場面:実習・フィールドワーク等

申し出内容と配慮の提供

申し出内容:ADHDと診断を受けている学生から、イギリスでの海外研修に参加したいとの申し出があった

決定した配慮内容:申し出通りの配慮を提供した

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった


協議に参加した部署(者):教育部門(学部・学科、担当教員等)、その他

配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 配慮を提供した学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

申し立てはなかった

その後の経過、課題等

出発前に、ADHDであることを確認し、受入れ先にも障害については連絡をしていた。先方からも必要な配慮・支援の問合せがあったが、本人の症状が軽度だったので、特別な支援・配慮はなく、一般学生と同様に派遣し、問題なく帰国した。

【参照】