事例No.57(ASD)耳からの情報に弱く短期記憶が苦手との相談

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

学科(専攻):社会科学、1年次、発達障害(ASD)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

授業・研究指導、事務窓口での対応

2.内容

  • 耳からの情報に弱く短期記憶が苦手なため、口頭による説明だと正しく伝わらない
  • 困った際に相談できる体制はあるか

学校の対応

1.関わった部署

学生生活支援担当部署(学生課等)、教育部門(学部、学科等)

2.対応内容

・講義については学科教員が情報を共有して対応する。
まずは学科内で学生の特徴について情報共有し、教員に共通認識を持っていただいた。
そして通常であれば板書に口頭で補足するだけというところ、予めプリントを配布した上で、板書と口頭で説明 をしたり、プロジェクターで投影し、視覚的により分かりやすく伝達するよう説明している。
・クラス担任をはじめ、学生相談室のカウンセラーが平日対応する体制があり、学生のみではなく保護者も面談が可能。

学生等の反応

  • 納得して、問題なく修学している

特に追加要望等もないため、問題なく過ごせていると思う。

【参照】