事例No.197(他の精神障害)所属学科からの合理的配慮の申し出

過去5年以内

国立大学、学校規模:2,000から4,999人

学科（専攻）:工学、4年次、精神障害（他の精神障害）

授業・研究指導

適応障害（研究室内の人間関係が原因の一つである可能性）と診断された学生に対して、学生の所属学科から合理的配慮による支援として、研究室配属の変更を行なう旨の申出があった。

教務担当部署、教育部門（学部、学科等）、保健管理センター等、その他(対象学生の保護者)

特定の研究室には配属せず、学科から指定された課題の提出（複数教員による評価）と卒論の提出・発表により卒業研究（4年次必修科目）を評価することとした。

学生本人、保護者とも合意の上で、不要なトラブル等を回避するため、合意が得られた内容について、関係者間（学生本人、保護者、所属学科の代表教員、保健管理センター長、教務系・学生系事務の担当者）で覚書を取り交わした。

合意が得られた内容について、学生自身による不履行が重なったこともあっても、現在、学生からの申し出により休学しているので、その後の話し合い等は行なわれていない。