事例No.39(他の精神障害)経過観察中の疾患のある学生が海外研修を申し出

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

学科(専攻):人文科学、2年次、精神障害(他の精神障害)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

実習、フィールドワーク等

2.内容

入学時に性同一性障害である旨申告のあった学生から、アメリカでの海外研修に参加したいとの申し出があった。

学校の対応

1.関わった部署

学生生活支援担当部署(学生課等)、教育部門(学部、学科等)、その他(学事課(留学支援担当))

2.対応内容

本人、学生生活支援担当部署及び学部教員から本学学内や日常生活での対応方法等についての聞き取りを行なうとともに、本人へ派遣先大学(アメリカ)で生活を送るうえで希望することや要望等について確認を行なった。
本人からの要望に基づき派遣先大学へ受け入れ体制等について確認を行ない、学内で協議した結果、派遣することとなった。ただし、現在、経過観察中の他の疾患もあったことから、医師の診断結果等によっては派遣できない可能性がある旨を伝え、本人もそれを了承した。

理由、原因等 ※学校の回答

経過観察中の疾患について、医師の診断結果等に基づき本人と話し合った結果、体力的に不安があるため今回は研修参加を辞退する旨申し出があった。

学生等の反応

  • 納得して、問題なく修学している

【参照】