事例No.35(内部障害等)突発的な失神への初期対応に関する申し出

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:10,000人以上

対象学生

学科(専攻):人文科学、1年次、病弱・虚弱(内部障害等)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

授業・研究指導

2.内容

クラス担任に本人及び保護者から相談があった。
〔相談内容〕
ワクチン接種後の副反応による症状で日常生活中に突然失神を起こすことがあるので初期対応をお願いしたい。 

学校の対応

1.関わった部署

学生生活支援担当部署(学生課等)、教務担当部署、施設・設備担当部署、教育部門(学部、学科等)、保健管理センター等

2.対応内容

学生課、保健室、人権侵害防止委員会、学生相談室運営委員と対処方法を検討し、本人、保護者へ確認した後に、履修している科目の教員等へ緊急時の対応を書いた文書を配布、お願いをした。また、所属学科の定例会議において、担任から教員へ、周知徹底を図った。

学生等の反応

  • 納得して、問題なく修学している

その後の経過

手順や初期対応などで、医療従事者ではないので不慣れな対応をした際の責任の所在について、多くの質問が授業担当教員からあった。
本人、保護者に対して配慮できる範囲の確認事項が細かく決められた。

【参照】