事例No.2471(弱視)勉強する個室を用意してほしい、個室の鍵は利用日の終日貸してほしい

事例紹介

事例が起きた時期

令和3年度
発生時期:入学後

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:10,000人以上

対象学生

学科(専攻):社会科学、年次:4、障害種:視覚障害(弱視)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出:有
  • 申し出を受けた部署(者)その他
  • 支援の申し出を受け付ける申請書(様式):無
  • ニーズ聴き取りのための面談:実施なし

2.支援が必要とされた場面

学生寮への入居、施設等の利用やサービスの提供

申し出への対応

1.配慮内容の決定について

  • 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施なし
  • 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:実施なし

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 当該学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった

相談内容

記入なし

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:勉強する個室を用意してほしい

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
合意形成できたと考える根拠:こちらの提案を受け入れた
提供した配慮の具体的内容:図書館に用意している障害学生用の個室を提供した。この個室に現在は拡大読書器を設置しているが、過去には点字プリンターを設置していたこともある。視覚障害のある学生に特化したものではなく、その時々で在籍する障害学生にとって必要な機器を設置し、勉強のできる個室として提供している。
事後評価:記入なし
事後評価の理由・詳細:当該学生が定期的に利用しているため

申し出内容2:勉強する個室の入口の鍵を利用日の終日貸してほしい。

配慮の不提供を決定した
不提供の理由:D.過重な負担(事務・事業への影響の程度)
不提供の経緯、具体的理由:施設・備品についての保全と責任上、利用時だけの鍵の受け渡しとした。
配慮内容決定時での合意形成:できた
合意形成できたと考える根拠:こちらの提案を受け入れた
提供した配慮の具体的内容:記入なし
事後評価:記入なし
事後評価の理由・詳細:記入なし

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

不服、不満、苦情等申し立て:なかった

その後の経過、課題等

記入なし

【参照】