事例No.1567(性別違和)健康診断や日常のトイレ・着替え場所等についての配慮を希望

事例紹介

事例が起きた時期

令和元年度
発生時期:入学後

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:500から999人

対象学生

学科(専攻):家政、年次:3 性別違和

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出:有
  • 申し出を受けた部署(者):学生生活支援担当部署
  • 支援の申し出を受け付ける申請書(様式):有
  • ニーズ聴き取りのための面談:実施した

2.支援が必要とされた場面

授業・研究指導 学内設備の利用、健康診断

申し出への対応

1.配慮内容の決定について

  • 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施した
  • 検討協議に参加した部署(者):障害学生支援部署 学生生活支援担当部署
  • 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:実施なし

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 当該学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
  • 当該学生に対して、定期面談を行なっている
  • その後の状況に関して、関係部署(者)に聴取、情報共有を行なっている

相談内容

健康診断や、日常のトイレ・着替え場所等の相談。

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:トイレは男子トイレを使用したい。

申し出内容2:ロッカーは男子ロッカーを使用したい。

申し出内容3:呼称は「君」を希望する。

申し出内容4:健康診断の配慮。

  • 提供した配慮:学校が提案した配慮=他学生と一緒にならないよう受診時間を配慮した。
  • 配慮内容決定時での合意形成:できた
  • 合意形成できたと考える根拠:こちらの提案に納得した。
  • 提供した配慮の具体的内容:担当職員に伝え、担当医に配慮を依頼した。
  • 事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
  • 事後評価の理由・詳細:問題なかったとの返答があった。

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

その後の経過、課題等

記入なし

【参照】