事例No.1430(他の機能障害)受験上の配慮(チェック解答、試験時間延長、別室、車椅子対応等)

事例紹介

事例が起きた時期

発生時期:受験時

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:10,000人以上

対象学生

学科(専攻):人文科学、年次:1、障害種:肢体不自由(他の機能障害)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出:有
  • 申し出を受けた部署(者):入試担当部署
  • ニーズ聴き取りのための面談:実施なし

2.支援が必要とされた場面

受験・入学 

申し出への対応

1.配慮内容の決定について

  • 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施なし
  • 配慮内容の決定過程:記載なし

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

特にフォローアップは行なっていない

相談内容

記載なし

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:チェック解答

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:試験時間内に受験生が通常の解答用紙(マークシート)に該当番号をチェックする
試験終了後、試験監督者が本人の前でチェックした番号のマーク欄の塗りつぶしを行なった。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:受験生の希望どおりの配慮を提供したため

申し出内容2:試験時間の延長(1.3倍)

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:入学センターが試験時間の延長(1.3倍)を許可した
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:受験生の希望どおりの配慮を提供したため

申し出内容3:別室受験

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:入学センターが試験教室を別室(個室)に設定した
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:その後特に何も言ってきていない。

申し出内容4:試験室入口までの付添者の同伴

提供した配慮:学校が提案した配慮=付添者の控室を用意した
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:入学センターが付添者の控室を用意した
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:特に不満があがらなかったため

申し出内容5:1階またはエレベーターのある階での受験

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:入学センターが試験教室を1階かつエレベーターのある階に設定した。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:受験生の希望どおりの配慮を提供したため

申し出内容6:車椅子での入構

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:入学センターが車椅子での入構を許可した。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:受験生の希望どおりの配慮を提供したため

申し出内容7:杖の持参使用

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:入学センターが杖の持参および使用を許可した。
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:受験生の希望どおりの配慮を提供したため

申し出内容8:試験場への乗用車での入構

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:入学センターが試験場への乗用車での入構を許可した(駐車場の利用を許可した)
事後評価:記載なし

申し出内容9:出入り口近くの席

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成できた
提供した配慮の具体的内容:入学センターが出入り口近くの席を設定した
事後評価:ニーズを満たし、学生も満足している
事後評価の理由・詳細:受験生の希望どおりの配慮を提供したため

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

不服、不満、苦情等申し立て:なかった

その後の経過、課題等

記載なし

【参照】