平成26年度学生生活調査

平成28年3月
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)


1.調査の目的
この調査は、全国の学生を対象として、学生生活状況を把握することにより、学生生活の実状を明らかにし、学生生活支援事業の充実のための基礎資料を得ることを目的とする。

2.調査の対象
大学学部、短期大学本科及び大学院の学生
(社会人学生を含む。通信課程、休学者及び外国人留学生は除く。)

3.調査の時期
平成26年11月(隔年調査)

4.調査数
下記の抽出率によって在籍学生(平成26年5月1日現在の学校基本調査による。)から抽出した数で、全国の学生2,934,376人の中から99,842人を調査対象とした。(回収率46.2%、有効回答数45,577人)

区分/設置者別  
国立
公立
私立
大学学部 昼間部 2/79 1/10 1/100
夜間部 30/97 53/74 7/40
短期大学 昼間部 - 22/41 2/55
夜間部 - 9/10 32/47
大学院 修士課程 4/77 13/31 5/58
博士課程 7/44 47/65 11/32
専門職学位課程 49/74 79/83 29/65
  • 上記の数値は、在籍学生数に対する依頼調査数の割合を示したものである。(依頼調査数/在籍学生数)

5.調査方法
各学校は、あらかじめこの調査の対象となる全在籍学生の中から、当機構が依頼した調査数だけの学生を無作為に抽出し、所定の調査票により調査を行った。

調査結果

平成26年度学生生活調査結果

  • 本調査で示している奨学金受給者の割合には、日本学生支援機構の奨学金とそれ以外の奨学金の両方を含みます

平成26年度学生生活調査報告

調査結果の利用について

調査結果の利用についてはこちらをご覧ください。

平成26年度調査実施にあたっての主な変更点等

平成26年度調査結果の主な特徴(大学学部(昼間部))

○大学学部(昼間部)の学生生活費(学費と生活費の合計)は、平成24年度調査(以下、「前回調査」という。)よりも1.0%減少している。

【学生生活費の変化】
平成24年度
平成26年度
1,880,100円 1,862,100円(▲1.0%)
  • (  )は、前回調査との比較である。

○大学学部(昼間部)の学生の収入額は、前回調査に比べて1.3%減少している。

【学生の収入額の変化】
平成24年度
平成26年度
1,997,300円 1,971,400円(▲1.3%)
  • (  )は、前回調査との比較である。

○大学学部(昼間部)の収入額に占める家庭からの給付額の割合は、前回調査から横ばいの状態で推移しており、他の項目についても大きな変化はみられない。      

【収入額に占める割合の変化】
平成24年度 平成26年度
家庭からの給付 60.8% 60.6%
奨学金 20.5% 20.3%
アルバイト 16.2% 16.3%

○大学学部(昼間部)のアルバイト従事状況については、「アルバイト従事者:家庭からの給付のみで修学可能」および「アルバイト非従事」と回答した割合が増加している。

【アルバイト従事状況に占める割合の変化】
平成24年度 平成26年度
アルバイト従事者 家庭からの給付のみで修学可能 33.7% 38.3%
家庭からの給付のみでは修学不自由・困難 40.3% 35.0%
アルバイト非従事者 26.0% 26.8%