事例No.140(難聴)手話通訳・ノートテイク等の情報保障の申し出

【事例紹介】

事例が起きた時期

過去5年以内

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:1,000から1,999人

対象学生

聴覚・言語障害(難聴)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

受験・入学、授業・研究指導、実習、フィールドワーク等

2.内容

手話通訳やノートテイクなどの情報保障

学校の対応

1.関わった部署

入試担当部署、学生生活支援担当部署(学生課等)、教務担当部署、教育部門(学部、学科等)

2.対応内容

  • 手話通訳者の配置(学生の居住自治体、出身特別支援学校の教諭や保護者会による補助)
  • 学内教員に対する授業対応に関する依頼文書の配付(一斉配付のほか受講科目の担当教員向け、卒業まで毎学期はじめに別途配付)
  • 外国語科目の単位代替に関する対応
  • ノートテイカー養成講座の実施
  • 学生アルバイトのノートテイカーによる授業の情報保障(他大学学生によるものも含む)
  • 実習科目における補助学生の配置
  • 本人、(出身の)特別支援学校教諭、本学教員・職員による問題点および対応策に関する協議
  • (出身の)特別支援学校教諭による健聴学生に対する啓蒙活動
  • 卒業時アンケートの実施(障害学生、ノートテイカーアルバイト学生を対象)

理由、原因等 ※学校の回答

  • 支援学生の確保
  • 具体的な内容

希望するすべての授業にノートテイカーをつけることはできなかった。

学生等の反応

納得して、問題なく修学している

【参照】