事例No.110(聾)ノートテイカー募集、依頼を大学が実施するよう申し出

【事例紹介】

事例が起きた時期

過去5年以内

事例が起きた学校

公立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

学科(専攻):芸術、2年次、聴覚・言語障害(聾)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

授業・研究指導、その他

2.内容

  • 1年次は、ノートテイクボランティアの募集、授業時の依頼(呼出し)に学生自身が積極的に関わっていたが、気を遣うことが多いので、今後は大学側にしてもらいたい。
  • ノートテイクボランティアに大学から謝礼を出してもらいたい。

学校の対応

1.関わった部署

教務担当部署

2.対応内容

ノートテイクボランティアの募集、授業時の依頼(呼出し)を、今後は大学側にしてもらいたい。
教務担当部署が窓口になり、全学的にノートテイクボランティアの募集を行なうほか、初回の授業に教務担当部署職員が出向き、同授業履修者からのノートテイクボランティアの募集を行なう。教務担当部署で授業毎のボランティア名簿を作成、授業時の依頼(呼出し)は授業担当部署から授業担当教員に依頼する。

・ノートテイクボランティアに大学から謝礼を出してもらいたい。
学内で募っているボランティア活動は他にもあるが、謝礼は出していない。ノートテイクボランティアのみに大学から謝礼を出すことは適切ではないと考える。集中講義など、ノートテイクボランティアに依頼するには負担が大きい場合には、大学として外部団体に要約筆記者や手話通訳者の派遣を依頼する。

理由、原因等 ※学校の回答

・具体的な内容
対応について、合意形成が図れた。

学生等の反応

・納得して、問題なく修学している

【参照】