事例No.47(発達障害の重複)発達障害・緘黙を理由に必修授業の振り替えを希望したが対応してもらえないとの相談

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成29年度
発生時期:入学後

当該学生の属性

学科(専攻):人文科学、3学年次

相談者

保護者

相談内容

通学支援、学生生活における生活介助等について

相談にいたる経緯

ディスカッションが必須の必修授業があるが、発達障害および緘黙であるため発言ができない。必修を別の科目に振り替えることを希望したが、対応してくれない。

機関の対応

  • 当該校との対応について助言した
  • 傾聴した

その後の経過、課題等

平成30年4月に相談者から再び相談あり。学校側より代替案を提示されてはいるものの、解決はされていない様子であった。
私立大学において合理的配慮の提供が努力義務である中で、建設的対話をどのように双方が納得いくように行なっていくかという点が課題であると感じた。