事例No.438(他の精神障害)在宅訪問実習時のトイレ使用に関する配慮

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度
発生時期:授業開始後

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

学科(専攻):保健(医・歯学を除く)、3年次、精神障害(他の精神障害)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出があった
  • ニーズ聞き取りのための面談を実施した
  • 申し出を受けた部署(者):教育部門(学部・学科、担当教員等)

2.支援が必要とされた場面:実習・フィールドワーク等

相談内容

神経性頻尿の症状として、90分から120分程度の時間間隔でお手洗いの時間を設定する必要がある。しかし、在宅訪問実習では長時間トイレに行けない場面が予想されるので、配慮をお願いしたい。また、周囲の学生に症状を知られないようにしたい。

申し出内容と配慮の提供

申し出内容:お手洗いの時間の確保

決定した配慮内容:90分から120分に1回の間隔でお手洗いの時間を確保するために、学科教員の車での移動により在宅訪問実習を実施する

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 配慮内容の決定は学校が行ない、学生には決定後に通知した
  • 決定した配慮内容について学内関係部署に配慮依頼書を配付した


協議に参加した部署(者):障害学生支援部署、教育部門(学部・学科、担当教員等)

配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 配慮を提供した学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

申し立てはなかった

その後の経過、課題等

記載なし

【参照】