事例No.1543 視覚及び聴覚に障害のある学生、学生の求める支援と教員が考える支援に齟齬があった

事例紹介

事例が起きた時期

令和元年度
発生時期:授業開始後

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:5,000から9,999人

対象学生

学科(専攻):人文科学、年次:3、障害種:重複

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出:有
  • 申し出を受けた部署(者):学生生活支援担当部署
  • 支援の申し出を受け付ける申請書(様式):無
  • ニーズ聴き取りのための面談:実施なし

2.支援が必要とされた場面

授業・研究指導

申し出への対応

1.配慮内容の決定について

  • 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施した
  • 検討協議に参加した部署(者):障害学生支援部署 学生生活支援担当部署
  • 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:実施なし

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 当該学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった

相談内容

記入なし

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:授業に際し、自分に障害があることを教員に周知してほしい。

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

その後の経過、課題等

当該学生は納得して自ら受講を取りやめた(教職員から受講を取りやめるよう促したということではない)が、相談があった以上、学生が抱えている困りごとを解決し、受講を継続できるようにするべきであった。

【参照】