【事例紹介】
事例が起きた時期
平成28年度
事例が起きた学校
私立大学、学校規模:10,000人以上
対象学生
学科(専攻):工学、3年次、聴覚・言語障害(聾)
相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出
1.場面等
授業・研究指導
2.内容
情報保障のための学生支援スタッフを調整する際、理工系の学生支援スタッフが少なかったため、文系の学生を割り当てたところ、「文系の学生支援スタッフであれば、支援はいらない」との申し出があった。
学校の対応
1.関わった部署
障害学生支援部署、 教育部門(学部、学科等)、その他(他大学等)
2.対応内容
- 本人も理工系の研究室を回って、サポートスタッフへの登録依頼
- 学部の教員にも、スタッフ登録を依頼
- 音声認識を活用した支援方法について、情報収集と試行的実施
理由、原因等 ※学校の回答
- 支援学生の確保
- 具体的な内容
- 本人は、学生支援スタッフ登録の現状を理解してくれた。
理工系の科目をサポートできるスタッフの登録を進めたが、思うように増えなかった。
学生等の反応
- 不服、不満の申し立てがあった
- 支援方法の検討や、音声認識など他の方法を、本人と一緒に検討している。
その後の経過
音声認識を活用した支援について、具体的に導入準備をすすめている。