「障害のある学生への高等教育における合理的配慮の妥当性に関する研究」
障害学生の受験における、合理的配慮の概念を、日本国内に構築する議論を行なうためには、現状の障害学生の受験において「そこで何が行なわれているのか」を明らかにし、障害のある学生本人や、高等教育機関などステイクホルダー間で、情報を共有する必要がある。また、得られた情報から、現状の問題点を明らかにし、解決案を提案する必要がある。
障害学生の受験における、問題解決に資する情報提供を行ない、解決案に関する提言を行なうため、平成20年度から23年度にわたる調査研究を行なった。
調査研究のまとめ(平成20~22年度)
「障害のある学生への高等教育における合理的配慮の妥当性に関する研究」
平成21年度 成果報告書
「障害のある学生への高等教育における合理的配慮の妥当性に関する研究」
- 表紙
- 本研究の目的
- 障害学生へのインタビュー調査
- 総合考察
- 国外の事情
- 事例1:体幹機能障害(筋ジストロフィー);肢体不自由.電動車いすを使用.
- 事例2:筋ジストロフィーによる肢体不自由.電動車椅子を使用
- 事例3:体幹機能障害(筋ジストロフィー);肢体不自由.電動車いすを使用.
- 事例4:脳性麻痺による肢体不自由(四肢).不随意運動を伴う.筆記および動作全般に困難があり、電動車椅子を使用.言語障害.
- 事例5:四肢体幹機能障害(頸椎損傷)による肢体不自由.電動車いすをヘルパーが操作.
- 事例6:頸髄損傷による四肢体幹機能障害肢体不自由.電動車椅子を使用.
- 事例7(前半):両上下肢機能障害(骨形成不全)による肢体不自由.座位の安定や筆記が困難.電動車椅子を使用(
- 事例7(後半):両上下肢機能障害(骨形成不全)による肢体不自由.座位の安定や筆記が困難.電動車椅子を使用.
- 事例8:視覚障害(弱視),両下肢障害.通常は徒歩で移動するが,長距離の場合は手動車椅子を使用.
- 事例9:感音難聴による聴覚障害
- 事例10:通常の受験のため除外(資料参照)
- 事例11:広汎性発達障害.ADHD.抑うつ状態.
- 事例12:脳血管障害による高次脳機能障害(左同名半盲,左半側空間無視による読み困難,軽度左片麻痺)
- 事例13:外傷性脳損傷による高次脳機能障害.記憶障害,注意障害,遂行機能障害がある.
- 事例14:中途障害による肢体不自由(左半身麻痺)のため,手動車椅子を使用.筆記および動作全般に困難がある.高次脳機能障害.構音障害.
- 研究体制
平成20年度 成果報告書
「障害のある学生への高等教育における合理的配慮の妥当性に関する研究」
- 表紙・目次
- 本研究の目的
- 障害学生へのインタビュー調査
- 【1】目的・方法
- 【2】結果
- 事例1:体幹機能障害(筋ジストロフィー)による肢体不自由
- 事例2~4:通常の受験のため除外(資料参照)
- 事例5:脳性麻痺による四肢体幹機能障害1級
- 事例6:脳性麻痺による体幹機能障害
- 事例7:通常の受験のため除外(資料参照)
- 事例8:四肢体幹機能障害(疾病)による肢体不自由
- 事例9:四肢体幹機能障害(頸椎損傷)による肢体不自由
- 事例10:両上下肢機能障害(骨形成不全)による肢体不自由
- 事例11:下肢機能障害(脊椎損傷)による肢体不自由
- 事例13:聴覚障害(感音難聴)による聴覚障害
- 事例14:聴覚障害(伝音難聴)による聴覚障害
- 事例15:アスペルガー症候群
- 事例16:通常の受験のため除外(資料参照)
- 事例17:脳血管障害による高次脳機能障害
- 事例18:多発性硬化症による中枢神経系の髄鞘脱落のため、高次脳機能障害様の認知障害が起こる。
- 事例19:視覚障害(網膜色素変性症)
- 考察
- 総合考察
- おわりに
- 引用文献
- 研究体制