平成24年度に実施した本機構の組織及び事業の認知度等についての調査結果は以下のとおりです。
【調査内容】
- 1.趣旨及び目的:今後の広報活動に生かすため、JASSOの事業の認知度・評価等について調査する。
- 2.調査対象:全国の16才から59才の男女
- 3.調査方法:インターネットモニター調査により、性別および世代別(16才から18才、19才から22才、23才から39才、40才から59才の4区分)に、それぞれ225名ずつのモニターを確保する方法で実施。
- 4.調査時期:2012年11月5日から11月12日
- 5.有効回答数:1,800名=225名×2区分(性別)×4区分(世代)
- ※インターネットモニター調査とは、調査会社にモニター登録している人に対して調査回答依頼を行い、ウェブ上の調査画面から回答してもらう調査・アンケート回収方法。
1.調査結果の概要と結果を踏まえた課題
1. 日本学生支援機構(JASSO)の認知について
(1) 全体
- 「知っている」・・・18%
- 「なんとなく知っている」・・・23%
- 認知率(「知っている」+「なんとなく知っている」)は、42%であった。
(2) 年齢別
- 16~18歳の認知率・・・43%
- 19~22歳の認知率・・・59%
- 23~39歳の認知率・・・25%
- 40~59歳の認知率・・・40%
- 19~22歳の学生世代で他の年齢と比べて認知率が最も高くなっていることから、主に支援をする対象については広報活動ができていることが明らかとなった。
- 【課題】
進学に大きな影響を与える親世代については、まだ認知はそれほど高くなく、親世代を対象とした広報活動が必要である。
2. 日本学生支援機構(JASSO)の事業に関する認知度・利用度
(1) 認知率
- 「国内の学校へ行くための奨学金事業」の認知率・・・78%
- 「海外の学校へ留学するための奨学金事業」の認知率・・・24%
- 「外国人留学生への奨学金」の認知率・・・13%
- 「国内の学校へ行くための奨学金事業」はその他の事業と比べ50ポイント以上の認知の差がある結果となった。
(2) JASSO(前身団体を含む)の制度を利用したことがある者・・・17.9%
(3) (2)の者が利用した制度の割合
- 「国内の学校へ行くための奨学金」・・・90%
- 「海外の学校へ留学するための奨学金」・・・6%
- 「学校教職員対象の研修会」・・・4%
- 【課題】
学生世代にJASSOは認知されているものの、認知・利用されている事業としては国内の奨学金であり、他の事業は認知が低かったため、国内の奨学金以外の事業の広報の充実を検討する必要がある。
3. 日本学生支援機構(JASSO)のホームページについて
- 「デザイン・レイアウトの見やすさ」をプラス評価した人の割合・・・55%
- 「説明や内容のわかりやすさ」をプラス評価した人の割合・・・50%
- 「欲しい情報が得られた」・・・40%
- 「また利用したい」・・・26%
- 【課題】
JASSOホームページに対して改善を求める意見が見受けられたことから、JASSOの説明や制度について学生等の視点に立ち、欲しい情報にたどり着きやすく、わかりやすい内容に改善する必要がある。
4. 日本学生支援機構(JASSO)の発行物・印刷物について
「図書館等いろいろな場所で手に入れられるようにしてほしい」といった意見があったことから、子どもの進学に影響を与える親世代への広報を充実させるため、配布場所の検討が必要である。
- 2.お問合せ先
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- 独立行政法人日本学生支援機構 政策企画部 広報課
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- 電話 03-6743-6011
- FAX 03-6743-6662
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