事例No.40(その他の障害)授業・試験の途中退席に関する配慮を申し出

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:2,000から4,999人

対象学生

学科(専攻):保健(医・歯学を除く)、1年次、その他の障害

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

授業・研究指導

2.内容

過敏性腸症候群により週に2・3回程度腹痛が起こり、お手洗いのため授業中退出せざるを得ない状況である。
そのため、お手洗いや体調不良のため授業中に退出することについての配慮をお願いしたい。
また、定期試験中は出入り口付近の席で受けることができるようにお願いしたい。

学校の対応

1.関わった部署

障害学生支援部署、教育部門(学部、学科等)、その他(学生相談室)

2.対応内容

合理的配慮検討会を開き、検討した結果、学生本人の合理的配慮申請の通り、次の配慮を行なった。

  • お手洗いや体調不良のため、授業中に退出することについての許可
  • 試験や演習科目では、出入り口付近の座席で受けることについての配慮
  • 授業等での退出時、本人からの伝達方法の簡素化(手を挙げる、出口方向への指さし等)

学生等の反応

  • 納得して、問題なく修学している

【参照】